レポート
ファンデフェン「デゼルビは“自信と信頼”を与えてくれた」
ミッキー・ファンデフェンは Stadium Astro のインタビューで、デゼルビがスパーズを立て直した理由を語った。
ファンデフェンは、「デゼルビはボールを持つフットボールを好み、僕たちに“できる”と強く信じさせてくれた」と述べ、戦術面だけでなくメンタル面での変化が大きかったと強調した。
ポステコグルーの遺産が“復活の土台”に
ファンデフェンは、デゼルビのフットボールが突然生まれたものではなく、「アンジェ(ポステコグルー)の時代に培ったボール保持の文化が土台になっている」と語った。
・ビルドアップの習慣
・前向きなポジショニング
・ボールを持つ勇気
これらがデゼルビのスタイルと自然に結びつき、「自信を取り戻すきっかけになった」と説明した。
降格圏転落は「ショックではなく現実」
スパーズはデゼルビ初陣で敗れ、今季初めて降格圏に転落した。
ファンデフェンはその瞬間について、「ショックではなかった。14位や15位の時点で“このままでは落ちる”と分かっていた」と語り、選手たちが危機感を共有していたことを明かした。
一部の評論家が、「スパーズの選手は戦っていない」「降格しても気にしていない」と批判したことについて、ファンデフェンは強く否定した。
「そんなことは絶対にない。誰も“降格の烙印”を背負いたくない。100%で戦わない選手なんていない」と語り、選手たちの責任感を強調した。
記事解説
デゼルビの“自信回復”は戦術以上の効果を生んでいる
ファンデフェンの言葉から見えるのは、デゼルビが行ったのは戦術変更だけではなく、「選手の自己肯定感の再構築」だったという点。
・4カ月勝てない
・怪我人続出
・降格圏転落
この状況で、「君たちはできる」と言い切れる監督は多くない。
ポステコグルーの遺産は“無駄ではなかった”
ファンデフェンが語ったように、アンジェ時代のボール保持文化はデゼルビのスタイルと親和性が高い。
結果的に、「アンジェの遺産 × デゼルビの構造」が融合し、現在の復活につながっている。
そして、トーマス・フランク体制、それに続くイゴール・トゥドール体制でチーム状況が好転しない事態において、アンジェと似たスタイルのデゼルビを強行登用した上層部の判断も正しかったといえる。
無論、それまでのフランク体制を引っ張りすぎたことの意思決定には大いに苦言を呈されるべきだが、崖っぷちになっての監督人事において、ようやく的確な判断ができたのかもしれない。ただし、その成否は、「残留」という大きな戦果を得てから下されることになる。
投稿元:Micky van de Ven reveals Ange Postecoglou role in Tottenham turnaround under Roberto De Zerbi

