レポート
デゼルビが“最優先補強”と明言したパリーニャに移籍の可能性
ジョアン・パリーニャが減俸を受け入れてでもスポルティングCP復帰を望んでいるとポルトガル紙のA Bolaが報じている。
パリーニャは現在、バイエルンからスパーズへローン加入中。デゼルビは彼を絶賛し、「100%残すべきだ。信頼できる人間からチームを作るべきだ」と語っており、今夏の最優先補強と位置づけていた。
スポルティングは“中盤2枚流出”でパリーニャを本気で狙う
スポルティングは、守田英正とモルテン・ヒュルマンドの2人が今夏に退団する可能性が高く、即戦力の中盤補強が急務となっている。
そこで、かつて10年間在籍したスポルティングの“象徴的存在”であるパリーニャを最優先ターゲットとしてリストアップ。本人も家族の事情から復帰に前向きで、給与カットを受け入れる姿勢を示しているという。
スパーズにとっては“痛恨のシナリオ”
パリーニャは加入後すぐに中盤の核となり、ベンタンクールとのコンビはデゼルビ体制の象徴となっていた。
・守備強度
・球際の勝負強さ
・前進の起点
・リーダーシップ
これらを兼ね備えた選手は希少で、残留争いの最中に失う可能性が浮上したことは大きな痛手となる。
移籍金は2500万ポンド前後——だが問題は“本人の意思”
バイエルンはパリーニャを2500万ポンド前後で売却する意思があるとされ、金額面ではスパーズにも十分手が届く。
しかし、本人が「家族のために帰りたい」と考えている場合、金額では引き止められない可能性が高い。
スパーズは現在17位で残留争いの真っただ中。ベンタンクールはデゼルビの下で復活し、パリーニャとのコンビはチームの生命線となっている。
その中で、来季の中盤構想が大きく揺らぐ可能性が浮上したことは、クラブにとって極めて大きな不確定要素となる。
記事解説
パリーニャ流出は“戦術的にも精神的にも”痛手
デゼルビは、「信頼できる人間」「情熱と態度を持つ選手」を最重要視する監督。
パリーニャはその条件を満たす“理想の選手”であり、ベンタンクールとのコンビはデゼルビ式中盤の完成形に最も近い。
そのため、本人の意思による離脱は戦術的にも精神的にも大きな痛手となる。
スポルティング復帰は“感情面”が強く影響
今回の報道で重要なのは、パリーニャが金銭より家族を優先しているという点。10年間在籍した古巣・家族がリスボンに住んでいる・30歳というキャリアの節目と、これらが重なり、「戻るなら今」という判断になっている可能性が高い。
ポルトガル紙のA Bolaが発信した情報ということ、そもそもリーグ残留争いに注力するこのタイミングでパリーニャ本人または選手陣営がこのような「意思」を外部に出すことが考えにくいことから、現時点では信憑性は低いと考えられるが、ワールドカップという節目の夏でもあり、パリーニャのキャリアがそのようなタイミングにあるのは事実だ。よって、スパーズが獲得に動くとしても、別のクラブを選ぶにしても、その新天地で「自身の役割と出場機会」が明確であることは重要なポイントとなるはずだ。
デゼルビが公然とパリーニャの獲得の意思を明かしたことも、シーズン終了後に控えるパリーニャの意思決定を先取りしてのことかもしれない。
投稿元:£25m De Zerbi favourite now willing to take wage cut to leave Tottenham

