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【選手評】18歳メイソン・メリアはトップチーム準備OKか?——デゼルビ体制で求められる“次の一歩”

【選手評】18歳メイソン・メリアはトップチーム準備OKか?——デゼルビ体制で求められる“次の一歩”

✔ 18歳メイソン・メリア、U21プレーオフで初ゴール
✔ だが“孤立”と“フィジカル差”が課題として露呈
✔ デゼルビのフットボールに必要な“戦術理解”はまだ発展途上
✔ 7月のプレシーズンが最大の勝負所に

レポート

メリアは“才能の片鱗”と“未熟さ”を同時に見せた

Football Londonのアラスデア・ゴールドは、U21プレーオフ準決勝(ブライトン戦)でのメイソン・メリアのプレーを詳細に観察した。

結論から言えば、「トップチームに食い込むには、まだ一歩足りない」という評価だが、同時に確かな才能も見せている。

前半:孤立、判断の遅れ、そして“存在感の薄さ”

メリアは9番として先発したが、序盤から孤立し、ボールが入らない時間が続いた。

・13分:ノエル・アトムとの競争で敗れる
・18分:右サイドへの展開が遅れ、カウンターの好機を逃す
・20分:密集地帯へ突っ込み、簡単にロスト

その後22分間はほぼ消えてしまい、「試合から消える時間が長い」という課題が露呈した。

42分には良いターンからの仕掛け、アディショナルタイムには中央での巧みな反転から展開など、技術の高さを示す場面もあった。

後半:PK獲得&自ら決める——ここから一気に存在感

後半56分、メリアはルーズボールへの反応で相手より先に触り、PKを獲得。これを自ら右上に叩き込み、「フィニッシャーとしての質」を証明した。

その後も、
・58分:エリア内で倒される(笛は鳴らず)
・67分:自陣でスライディングブロック
・70分:巧みなターンから左へ展開

と、攻守で存在感を発揮した。

後半AT、低いクロスを受けた場面で、最初のタッチが大きくなり決定機を逃す。ここはトップチーム昇格を狙う選手としては痛い場面だった。

総評:才能は本物、だが“プレミアの強度”にはまだ届かない

ゴールドの結論は明確だ。

「今すぐトップチームで使うには早い」

理由は以下の通り:

・フィジカルがまだ足りない(ランクシャーと比較される)
・試合を“支配する”段階には至っていない
・孤立した際の判断が遅い
・戦術理解がデゼルビの要求に届いていない

ただし、PKの質・ターンの技術・ anticipation(予測力)は高く評価されている。

ゴールドは、「7月のプレシーズンでデゼルビにアピールできれば、ニュージーランド&オーストラリア遠征に帯同する可能性がある」と指摘。メリアにとって、今夏はキャリアの分岐点となる。

記事解説

“才能は確か、だが即戦力ではない”という冷静な評価

本記事は、メリアのプレーを「良い部分」と「未熟な部分」に分けて丁寧に分析している。

特に、
・孤立した際の判断の遅さ
・フィジカルの未成熟
・試合を支配する力の不足

といった課題は、デゼルビのフットボールにおいて致命的になり得る

一方で“フィニッシュの質”はトップチーム級

PKの蹴り方、ターンの技術、予測力など、「点を取る才能」は間違いなく本物だ。

サービスがあれば点を取れるタイプで、逆に言えば周囲の構造が整った時に輝く選手でもある。

プレシーズンが“昇格ロード”のスタート地点

デゼルビは若手を積極的に見極めるタイプで、プレシーズンは最も重要な評価期間となる。

メリアがフィジカル・判断速度・戦術理解をどこまで伸ばせるかが、来季の立ち位置を大きく左右する。

投稿元:Mason Melia scouting report – Is Tottenham wonderkid ready for Roberto De Zerbi?