レポート
HSV幹部「扉が開けば飛び込む」——ヴスコヴィッチ再獲得は“夢”
ハンブルガーSVの財務・組織担当役員エリック・フーヴァーは、スパーズからレンタル中のルカ・ヴスコヴィッチについて、「もし扉が少しでも開けば、我々は必ずそこにいる」と語り、再獲得への強い意欲を示した。
さらに、「ルカが望むなら、彼はまだハンブルクの情熱と雰囲気を経験したいはずだ」と述べ、選手本人の希望にも期待を寄せた。
ただし、フーヴァーは現実も理解している。
「我々は“助手席”にいる立場だ。市場の現実は厳しい」と語り、最終決定権はスパーズにあることを認めた。
スパーズは“大型新契約”を準備——欧州ビッグクラブの関心を遮断へ
スパーズはヴスコヴィッチに「報酬アップを含む大型新契約」を準備しており、欧州のビッグクラブからの関心を断ち切る構えだ。
ヴスコヴィッチは2023年にハイドゥク・スプリトから加入し、今季HSVで26試合・5得点・5クリーンシートと大活躍。
ブンデスリーガの年間ベスト11にも選出され、19歳にして欧州屈指の若手CBとして評価が急上昇している。
兄マリオへの“恩返し”がHSV加入の理由だった
ヴスコヴィッチはドイツ紙FAZの取材で、HSV加入の理由を「兄マリオへの恩返し」と語っている。
マリオ・ヴスコヴィッチは2022年にドーピング違反で4年の出場停止処分を受けたが、HSVは彼を支え続けた。
ルカは、「クラブもファンも兄を支えてくれた。だから僕はここに来た。これほど簡単な決断はなかった」と語り、背番号44を選んだ理由も、「兄の名前を残したかった」と明かした。
「来季はスパーズの選手に戻る」——本人は明確に言及
ヴスコヴィッチは、「来季、僕はスパーズの選手に戻る。契約は2030年まである」と語り、現時点ではロンドン復帰を明言している。
ただし、兄との共演については、「来年かもしれないし、10年後かもしれない。フットボールは分からない」と含みを持たせた。
記事解説
スパーズは“絶対に手放せない逸材”をどう扱うべきか
ヴスコヴィッチは、19歳・ブンデス年間ベスト11・欧州で評価急上昇という条件が揃った“超希少価値のCB”。
スパーズが新契約を急ぐのは当然で、「未来の守備の中心」として扱うべき存在だ。
HSVは情熱的なクラブで、ヴスコヴィッチも愛されている。しかし、市場価値の急上昇・スパーズの長期契約(2030年まで)・デゼルビの構想に合致するタイプを考えると、完全移籍はほぼ不可能。再ローンの可能性も低い。
兄マリオの存在は“キャリア選択”に影響し続ける可能性
ルカは兄への愛情が非常に強く、背番号・移籍理由・将来の夢にまで影響している。
スパーズとしては、「兄との共演」をどう扱うかが、長期的な契約維持において重要なポイントになる可能性がある。
投稿元:Tottenham put on red alert as Hamburg chief outlines ‘dream’ Luka Vuskovic transfer plan

