レポート
『ヨークシャー・イブニング・ポスト』紙のチーフ・フットボール・ライターであり、その変遷を間近で見守ってきたグラハム・スマイス(@GrahamSmyth)に話を聞いた。
🎙️リーズの最近の好調ぶりをどう見ているか? また、その要因は何だと考えているか?
リーズはシーズンを通して競争力を維持してきたため、いつか好調な波が来る可能性は常にあった。しかし、ノア・オカフォーのような選手たちがシーズンの勝負どころで本領を発揮し始めたことが大きい。彼の決定力は最近の好結果の鍵となっているし、チームの背骨を支える他の数人の選手たちも調子を上げている。

🎙️ダニエル・ファルケは、先週のバーンリー戦で3バックのシステムを3-4-2-1から3-5-2へと微調整した。月曜の夜もそれを継続すると思うか、それとも3-4-2-1に戻すだろうか?
11月以降、3人のセンターバックを置くのがリーズのテーマになっているが、かなり流動的だ。時には3-4-3になることもある。ファルケが正確に何を仕掛けてくるか予測するのは非常に難しい。月曜日の前の結果(他会場の結果)も影響するかもしれない。もしリーズの残留が確定していれば、よりアグレッシブなセットアップにする可能性もある。ゴールが必要な場面で4バックを採用した際も、彼らは効果的に見えたからね。

🎙️前回対戦は10月だったが、それ以降のリーズのキーマンは誰か? また、フィットしたドミニク・カルバート=ルーウィンの存在はどれほど重要か?
シーズン最優秀選手賞の候補は数人いる。中盤のイーサン・アンパドゥのフォームはほとんど揺るぎない。左ウィングバックのガブリエル・グドムンドソンはトップフライトでのデビューシーズンで見事な活躍を見せている。センターバックでは、パスカル・ストライクがリーズのポゼッションにおいて絶大な影響力を持ち、中盤のアントン・シュタッハは攻守両面で幻想的なプレーを見せている。しかし、カルバート=ルーウィンがこれほど重要なのは、彼がスカッドに唯一無二の要素をもたらすからだ。彼の重要性はいくら強調してもしすぎることはない。ゴールは言わばボーナスのようなもので、彼のポストプレーや「泥臭い仕事」があるからこそ、リーズはプレッシャーを回避し、正しいエリアでプレーできるのだ。

🎙️アントン・シュタッハが時の人となっているようだが、彼について教えてほしい。
身長は6フィート4インチ(約193cm)あり、デュエルに勝ち、チャンスを創出する。直接フリーキックを決め、美しいゴールを奪う姿は、彼のSNSでの存在感と同様にリーズファンの心を掴んでいる。彼と彼の妻は一味違ったマッチデー・グラフィックを作成し、YouTubeチャンネルも始めているんだ。ダニエル・ファルケは彼のことを「少し変わっている」と評しているが、リーズのファンはそんな彼を気に入っているよ。

🎙️最後に、月曜夜の試合はどう展開すると予想するか?
再びタイトで競争の激しい試合になるだろう。リーズは非常に良い時期にあり、シーズンを力強く締めくくりたいと考えている。たとえ残留が確定していても、全力で挑んでくるはずだ。ダニエル・ファルケは順位を一つでも上げたいと考えているし、ワールドカップの枠を争っている選手たちもいる。スパーズは勝ち点を切望しており、ようやく自分たちの攻めの姿勢を取り戻したが、リーズが2-1で勝つか、2-2のドローになると見ている。
記事解説
リーズは“勢い”ではなく“構造”で勝っている
スミスの分析から浮かび上がるのは、リーズが単なる勢いではなく、明確な戦術構造・ 背骨の安定・複数の好調選手・柔軟な布陣で勝っているという点だ。
これは、残留争いの相手として最も厄介なタイプである。
カルバート=ルーウィンの“泥仕事”はスパーズにとって最大の脅威
スミスが強調したのは、得点以上に“前線での基準点”としての価値。スパーズの最終ラインは、彼のホールドアップをどう抑えるかが鍵になる。
シュタッハの“変わったキャラ”は、チームの推進力にも影響
シュタッハは単なる大型MFではなく、デュエル・前進・FK・キャラクター性を兼ね備えた“ムードメーカー”。こうした選手が好調チームの中心にいるのは非常に厄介だ。
フォルケの“読めない布陣”はデゼルビにとっても難題
3バックと4バックを自在に切り替えるリーズは、デゼルビの準備にとって最も面倒なタイプ。特にスパーズは構造的に“相手の可変”に弱い時間帯があるため、試合の入り方が極めて重要になる。
投稿元:60 seconds on Leeds | Graham Smyth, Yorkshire Evening Post

