レポート
デゼルビが就任1カ月でチームを劇的改善
ロベルト・デゼルビは就任からわずか1カ月でスパーズを大きく立て直し、アストン・ヴィラ戦の2-1勝利でチームを降格圏から脱出させた。
デゼルビは就任時、12月以来リーグ未勝利という最悪の状況を引き継いだが、最初の4試合で勝点7を獲得。残り3試合を前に、スパーズは残留争いで主導権を握っている。
① 中盤の最適解を発見——“ベンタンクール軸”でバランス回復
デゼルビは就任直後から負傷者に悩まされ、クドゥス、ロメロ、シャビ・シモンズを失った。しかし、復帰したベンタンクールが中盤を劇的に改善。
・エネルギー
・運動量
・ボール奪取
・前進力
これらを兼ね備えたベンタンクールの復帰により、中盤は安定。デゼルビはギャラガー+パリーニャ+ベンタンクールという“信頼できる3枚”を確立した。
② ギャラガーを中心に据え、攻守の軸として再生
ギャラガーは加入後批判の的になっていたが、デゼルビは彼を信頼し続け、役割を明確化。ヴィラ戦後、ギャラガーは自身の再起を「デゼルビのおかげ」と語っている。
・ハイプレスのスイッチ役
・高い位置でのボール奪取
・ミドルレンジからの得点力
ヴィラ戦ではエッジ・オブ・ボックスから先制点を決め、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を見せた。
③ 守備の劇的改善——直近2試合で被枠内シュート2本のみ
デゼルビ就任時、スパーズは直近7試合で20失点という崩壊状態だった。就任後も最初の2試合は不安定だったが、ブライトン戦の終盤以降、守備が一変。
・直近2試合の被枠内シュート:わずか2本
・ヴィラ戦の失点は“不運な終盤の1点”のみ
・ウルブス戦では82分に勝ち越し、守備で逃げ切り
ロメロ不在にもかかわらず、守備がチームの支柱に戻った。
記事解説
デゼルビの改革は“戦術”よりも“配置の最適化”
デゼルビが行ったのは大規模な戦術変更ではなく、選手の配置と役割の最適化だ。特に中盤の組み合わせは、チームの安定に直結した。
ギャラガーはデゼルビの信頼を受け、攻守の中心に。彼の強度と前向きなプレーは、デゼルビのフットボールに不可欠で、残留争いのキーマンとなっている。
ラインの高さ、プレスの連動性、ボールロスト後の即時奪回——これらが整理され、守備が安定。ロメロ不在でも崩れない構造を作った点は評価が高い。
投稿元:Three things Roberto De Zerbi has changed at Tottenham to ease relegation fears

