レポート
スパーズ、今季ベストの内容で“残留圏脱出”
トッテナムはアストン・ヴィラを2-1で撃破し、ついに降格圏から脱出した。内容面でも今季最高レベルで、デゼルビ体制が本格的に機能し始めたことを示す試合となった。
前半のうちにコナー・ギャラガーとリシャルリソンがゴールを奪い、試合を完全に掌握。後半アディショナルタイムに1点を返されたが、スパーズの勝利は揺るがなかった。
スパーズは序盤からヴィラを圧倒。The Independent は、スパーズのプレッシングとボール奪回の速さを「ブライトン時代のデゼルビを思わせる」と評している。
特にギャラガーの前線からの圧力は凄まじく、開始2分で決定機を演出。12分にはダンソのロングスローからのこぼれ球を拾い、25ヤードのミドルを叩き込んだ。
25分、テルの右からのクロスにリシャルリソンが反応し、無人のゴールへヘッドで押し込んで2-0。ヴィラ守備陣の混乱を突く見事な形だった。
リシャルリソンはエヴァートン時代にも残留争いで決定的なゴールを量産しており、今回もその“勝負強さ”が光った。
ヴィラはELに集中、今季最悪レベルの出来
ヴィラはEL準決勝の合間で7人を入れ替えた影響もあり、集中力を欠いた。The Independent は「今季最悪のパフォーマンス」と酷評。
唯一の枠内シュートは、後半ATのブエンディアのヘッドのみ。スパーズの守備陣はほぼ完璧に抑え込んだ。
スパーズは残留争いの主導権を握る
ウェストハムが前日にブレントフォードに0-3で敗れたことで、スパーズは勝利すれば17位に浮上する状況だった。そのチャンスを逃さず、ついに残留圏へ浮上。
次節はホームでリーズ戦。ウェストハムはアーセナルと対戦するため、スパーズにとってはさらに順位を固める絶好の機会となる。
記事解説
デゼルビ体制が“本格稼働”した象徴的な試合
この試合は、デゼルビが就任以来目指してきた、ハイプレスからの即時奪回、前線の連動、ウイングの幅がすべて噛み合った。
特にギャラガー、テル、リシャルリソンの前線3人は、攻守両面でヴィラを圧倒。中盤ではパリーニャとベンタンクールが強度を担保し、守備陣も集中力を切らさなかった。
残留争いは“スパーズ優位”へ傾く
ウェストハムの失速、スパーズの連勝、そして内容面の改善。すべてがスパーズに追い風となっている。
ただし、残り試合にはチェルシー戦も控えており、油断は禁物。それでも、今のスパーズは「残留するチームの顔」になりつつある。
情報元:How Tottenham gave their Premier League survival hopes new life(The Independent)

