レポート
ウドギ&ヴィカーリオは“当日判断”——デゼルビの負傷地獄は続く
スパーズはアストン・ヴィラ戦を前に、デスティニー・ウドギとヴィカーリオの状態をギリギリまで見極める必要がある。ウドギは筋肉系の問題で前節欠場、ヴィカーリオは3月の国際期間中にヘルニア手術を受けて以来の離脱が続いている。
デゼルビは「ウドギは大きな問題ではない」と語ったが、復帰時期は依然不透明。ヴィカーリオについては「今週の早い段階でトレーニング復帰を見込む」としている。
ウルブス戦での勝利は、シャビ・シモンズのACL断裂とドミニク・ソランケのハムストリング負傷で完全に色を失った。シモンズは来年まで復帰できず、ソランケもグレード2の損傷が疑われ、残り4試合の出場は絶望的と報じられている。
一部で流れたコロ・ムアニ負傷説は誤りで、フランス人FWは問題なくプレー可能。デゼルビにとって数少ない朗報となった。
マディソンを“リスク起用”するかが最大の焦点
シモンズ不在の10番問題について、デゼルビはマディソンの先発起用を検討している。ただし、彼は約1年公式戦から遠ざかっており、リスクは大きい。
他の選択肢としては、左ウイングにマティス・テル、10番にルーカス・ベリバルヴァルといった布陣が想定される。
さらにウドギが間に合わない場合、前節同様にジェド・スペンスが左サイドバックを務める見込み。GKはヴィカーリオが不在ならキンスキーが継続して守る。
スパーズは現在18位で残留圏まで2ポイント差。しかし、試合前日にウェストハムがブレントフォードに勝利した場合、キックオフ時点で5ポイント差に広がる可能性がある。
予想スタメン(4-2-3-1)
キンスキー、ポロ、ダンソ、ファンデフェン、スペンス、ベンタンクール、ビスマ、コロ・ムアニ、ベリヴァル、テル、リシャリルソン
出場微妙:マディソン、ウドギ、ヴィカーリオ、サール
負傷離脱:デイヴィス、クルゼフスキ、オドベール、クドゥス、ロメロ、シモンズ、ソランケ
記事解説
“残留争いの最終局面”で選択肢がほぼ残っていない
スパーズは負傷者の多さにより、戦術的柔軟性がほぼ奪われている。特にシモンズとソランケの同時離脱は、攻撃の軸を丸ごと失ったに等しい。デゼルビは「混乱を避けるため大幅な戦術変更はしない」と語っており、現有戦力での“最適解”を探るしかない。
残留争いは精神面の勝負でもあり、ウルブス戦の勝利をどれだけ“連勝の起点”にできるかが鍵となる。

