レポート
負傷者11名の危機でも、ローン選手は今季復帰できない
Football London のアラスデア・ゴールドによれば、トッテナムは負傷者が11名に達する壊滅的状況にもかかわらず、ローン中の選手を今季のプレミアリーグに復帰させることは不可能だという。デゼルビは残り4試合で残留を目指すが、シャビ・シモンズ(ACL)、ドミニク・ソランケ(ハムストリング)、クリスティアン・ロメロ、モー・クドゥス、クルゼフスキ、ウィルソン・オドベール、ベン・デイヴィスらが離脱中。さらにサール、ヴィカーリオ、マディソン、ウドギもウルブス戦を欠場した。
ランクシャー&ムーアは絶好調だが“登録ルール”で復帰不可
ウィル・ランクシャーはオックスフォードで12得点、ミッキー・ムーアはレンジャーズで年間最優秀若手賞を受賞するなど、ローン先で大きく成長している。しかし、彼らを今季のスパーズに戻すことはできない。プレミアリーグの規定では、長期ローン選手は親クラブから“登録抹消”され、ローン先で再登録されるため、次の登録期間(夏の移籍市場)まで再登録できない。
復帰できるのは“GKの緊急例外”のみ
記事によれば、例外として認められるのは「GKの緊急早期復帰」のみ。フィールドプレーヤーはどれだけ負傷者が出ても、ローン復帰してプレミアリーグの試合に出場することはできない。練習参加は可能だが、試合出場は完全に不可となる。
過去には復帰例もあった
2013/14シーズンにはアレックス・プリチャードがスウィンドンから早期復帰し、最終節でデビューした例がある。しかし、2019/20シーズンにルールが改定され、現在は早期復帰→即出場は不可能となった。ユース選手の扱いも当時とは異なるため、今回のスパーズには適用されない。
記事解説
“ローン復帰不可”はスパーズにとって致命的な制約
スパーズは負傷者11名という異常事態に直面しているが、ローン組の復帰という“最も簡単な補強策”が完全に封じられている。ランクシャーやムーアは即戦力になり得るが、規定上どうにもならない。残留争いの中で、デゼルビは現在の戦力だけで乗り切るしかない状況だ。

