レポート
ACL断裂が“ホーム勝利数”を上回る前代未聞のシーズン
ESPN によれば、トッテナムは今季 ACL断裂が3件 に達し、これはプレミアリーグでのホーム勝利数(2勝)を上回る異常事態 となっている。ウルブス戦で118日ぶりの勝利を挙げたものの、代償はあまりに大きかった。
- シャビ・シモンズ:ACL断裂(今季絶望+W杯欠場)
- ウィルソン・オドベール:ACL断裂(2月)
- ジェームズ・マディソン:ACL断裂(プレシーズン)
負傷者リストは“桁違い”——主力が次々と離脱
ESPN がまとめた負傷者リストは、まさに壊滅的だ。
- ジェームズ・マディソン:ACL断裂(プレミア未出場、直近2試合はベンチ入り)
- ウィルソン・オドベール:ACL断裂(2月のニューカッスル戦)
- モー・クドゥス:大腿四頭筋の重傷、再発の可能性
- デヤン・クルゼフスキ:膝の重傷で昨年5月から未出場
- クリスティアン・ロメロ:膝の重傷で今季絶望
- ヴィカーリオ:ヘルニア手術後で離脱中
- ベン・デイヴィス:足首骨折
- パペ・マタル・サール:肩の負傷で欠場中
さらに、ウドギ、ソランケ、シモンズと続き、負傷者は10名以上。ESPN は「スパーズが残留するには、この負傷地獄と戦いながら進まなければならない」と指摘。デゼルビはソランケについて「大きな問題ではない」と語ったが、具体的な復帰時期は不明。残留争いの最中で、攻撃の核を次々と失う最悪の展開となっている。
キンスキーの奮闘が唯一の光——だが状況は依然として危険水域
ヴィカーリオ離脱の中、キンスキーはウルブス戦で最後の最後にビッグセーブを披露し、勝利を守り切った。
しかし、残留争いは依然として厳しく、スパーズは残り4試合で安全圏まで2ポイント差。
- アストン・ヴィラ
- リーズ
- チェルシー
- エヴァートン
いずれも簡単な相手ではなく、負傷者の多さは致命的なハンデとなる。
記事解説
“負傷地獄”が残留争いの最大要因になっている
ESPN の指摘通り、スパーズの今季は 戦術や内容以前に、選手が揃わない という根本的な問題に直面している。ACL断裂3件、膝の重傷多数、筋肉系の離脱も連発——これは偶然ではなく、構造的な問題が積み重なった結果だ。
残留争いはメンタルと勢いが重要だが、主力が毎週のように離脱する状況では、戦術の継続性も構築できない。デゼルビは「1勝がシーズンを変える」と語ったが、その“1勝”を積み重ねるための戦力が揃わないのが現実だ。
記事ソース
情報元: Tottenham injury list for relegation run-in: More ACL tears than home wins(ESPN)

