残り5試合、18位、勝てば残留圏。スパーズはウルブス戦で“絶対に落とせない一戦”を迎える。Football Londonは、デゼルビが選ぶであろう先発11人を予測。ウドギ離脱、ヴィカーリオ不在、マディソンの状態不安など混乱の中で、テルを使うか否かが最大の焦点となっている。
レポート
ウルブス戦へ——デゼルビが選ぶ“ほぼ固定”の先発案
Football Londonのアラスデア・ゴールドによると、デゼルビはウルブス戦に向けて、ブライトン戦で機能したメンバーを基本的に維持する方針だという。スパーズは18位で残留圏まで2ポイント差、2021年以来勝てていないモリニューでの一戦は、今季の命運を左右する。
新たな離脱者はウドギで、デゼルビは会見で「彼の不在は大きい」と認めつつ、代役としてスペンスを起用する可能性を示唆。19歳のソウザも候補だが、経験値の差からスペンスが優勢とみられる。
ヴィカーリオはヘルニア手術後で復帰できず、サールも肩の問題で欠場。マディソンはACL明けの軽い痛みが残り、ベンチ入りはするがプレーは難しい状況だ。中盤はブライトン戦で11か月ぶりに再結成されたビスマ&ベントンクールのコンビが継続される見込みで、デゼルビも「経験と相性が重要」と高く評価している。
前線は、テルを先発させるかどうかが最大の焦点。デゼルビは「テルは何も悪くない。素晴らしい態度と才能を持っている」と評価しつつも、「残り試合が少ない中で大きく変えたくない」と語り、経験値のあるコロ・ムアニを優先する姿勢を崩していない。コロ・ムアニは本来中央を好むが、デゼルビは「右でもプレーできる」と明言し、右ウイングでの起用を続ける見通しだ。
アラスデア・ゴールドの予想先発
4-2-3-1:キンスキー;ポロ、ダンソ、ファンデフェン、スペンス;ベントンクール、ビスマ;コロ・ムアニ、ギャラガー、シモンズ;ソランケ
記事解説
“テルを使いたいのに使えない”構造的ジレンマと、デゼルビの現実主義
この記事が示す最大のポイントは、スパーズが抱える“構造的な矛盾”だ。ウドギ、ヴィカーリオ、サール、クルゼフスキ、ロメロと主力が離脱し、戦術的な選択肢は狭まっている。テルは唯一のフィットしたウイングであり、推進力・突破力・守備の戻りといった純ウイングの資質を備えているにもかかわらず、デゼルビは「残り5試合で連携を崩せない」という理由で起用をためらっている。これは、攻撃の幅や柔軟性を犠牲にする判断でもあるが、残留争いの極限状態では“安定”を優先せざるを得ないという現実主義が背景にある。
一方で、コロ・ムアニは右ウイングでの適性に疑問が残るものの、経験値とフィジカルを評価されて起用が続いている。デゼルビは「右でもプレーできる」と語るが、プレミアでの得点はわずか1で、最適解とは言い難い。それでも彼を使うのは、チームの連携を維持するためだ。つまり、テルを使うべき状況で使えないのは、選手層の薄さと負傷者続出による“構造的な歪み”が原因であり、デゼルビの哲学と現実のギャップが露呈している。
ウルブス戦は、デゼルビがこのジレンマをどう乗り越えるかが問われる一戦となる。
記事ソース
情報元:Tottenham predicted team vs Wolves – Tel decision made as new injury sparks change
Quiz Cockerel
ウルブス戦で唯一先発が入れ替わる可能性があるとされたのはどのポジションか?
1. センターバック
2. 右ウイング
3. ボランチ
4. ゴールキーパー
正解:2
記事では、テルを先発させるかどうかが唯一の変更点として挙げられていた。

