スパーズ主将ロメロが膝負傷で今季絶望。残留争いの最中に守備の柱を失っただけでなく、W杯出場すら危ぶまれる事態となった。デゼルビは「1〜2試合でも出られれば」と語るが、その言葉の裏には深い危機感が滲む。
レポート
ロメロは今季絶望、W杯も“間に合うかは不明”
ロメロはサンダーランド戦で自陣GKキンスキーと衝突し、膝を負傷。涙を流しながら交代し、その後デゼルビは「今季のプレミアリーグには戻れない」と明言した。
W杯まで残り50日を切る中、アルゼンチン代表入りも危ぶまれている。デゼルビは次のように語った。
「1試合か2試合か分からない。でも、彼がW杯に出られることを願っている。」
ロメロは49キャップを誇るアルゼンチン代表の主力であり、スパーズのキャプテン。彼の離脱はチームにとって致命的だ。
さらに、クドゥスも1月から離脱しており、復帰の見通しは立っていない。クラブは手術の可能性を検討しているが、デゼルビは「医師と話していない」と語り、状況は混迷している。
記事解説
守備の“心臓”を失ったスパーズ。残留争いの構造的危機
この記事が突きつける現実はひとつ。スパーズは、残留争いの最中に守備の絶対的支柱を失った。
ロメロは、最終ラインの統率・対人守備の強度・ビルドアップの起点・メンタルリーダー、それらすべてを兼ね備えた“守備の心臓”だ。
彼を欠いた瞬間、スパーズの守備構造は根本から揺らぐ。ファンデフェンの広大なカバー範囲があっても、ロメロの“読みと制圧力”は代替不可能だ。
さらに深刻なのは、ロメロとクドゥスという“攻守の要”が同時に離脱していることだ。
クドゥスは前線の推進力と個の打開力を担う存在であり、彼の不在は攻撃の迫力を大きく削いでいる。
就任時にすでに多くの離脱者を抱えていたデゼルビは、さらに就任直後にウドギ、ヴィカーリオ、ロメロ、クドゥスと主力を次々に欠き、理想のフットボールを構築する以前の問題に直面している。
W杯への希望を語ったのは、選手への敬意と、指揮官としての願いだろう。
残り5試合。スパーズは“守備の心臓”を欠いたまま、最も過酷な戦いに挑むことになる。
記事ソース
情報元:Tottenham: Roberto De Zerbi sends Cristian Romero message amid World Cup injury fears
Quiz Cockerel
ロメロが今季絶望となった主な理由はどれか?
1. 足首の慢性炎症
2. GKとの衝突による膝負傷
3. ハムストリング断裂
4. W杯準備のための温存
正解:2
記事では、サンダーランド戦でGKキンスキーと衝突し膝を負傷したことが離脱の原因と説明されていた。

