ウエストハムの足踏みにより、自力での降格圏脱出のチャンスが巡ってきたトッテナム。デゼルビ就任以来、怪我人に悩まされ続けたチームにようやく光が差し始めている。主力級の復帰が相次ぎ、ウルヴス戦は今季の行方を占う重要な分岐点となる。
レポート
主力の帰還と追い風となるライバルの停滞
『Spurs Web』は、トッテナムがプレミアリーグ残留に向けて大きな前進を遂げる可能性があると伝えている。
月曜日に行われたウエストハムとクリスタル・パレスの一戦がドローに終わったことで、18位のトッテナムは今週末のウルヴス戦に勝利すれば、他力本願ではなく自力で降格圏を脱出できる状況が整った。
デゼルビ就任後、チームはクリスティアン・ロメロやクドゥスを今季絶望の怪我で失うなど不運が続いていた。しかし、ブライトン戦でベンタンクールとビスマが先発復帰を果たし、さらにACL(前十字靭帯)の重傷を負っていたジェームズ・マディソンがついにベンチ入りした。
現在、メディカルルームに残る主要な選手はデヤン・クルゼフスキ、クリスティアン・ロメロ、ウィルソン・オドベール、モハメド・クドゥス、そしてベン・デイヴィスの5名のみとなっており、ヘルニア手術を受けたヴィカーリオにも今週末の復帰の可能性がある。
記事解説
運命を自らの手に。試される「個の質」とデゼルビの采配
我々が待ち望んでいた瞬間が、ようやく訪れようとしている。レポートにある通り、ウエストハムの停滞はトッテナムにとってこの上ない好機だ。しかし、その機会を活かせるかどうかは、戻ってきた主軸たちがどれだけ早く本来のパフォーマンスを取り戻せるかにかかっている。
特にジェームズ・マディソンの存在は大きい。今季一度もピッチに立てていなかった彼がベンチに座っているだけで、相手チームへの心理的な圧力は全く異なるものになる。ACLという過酷な離脱期間を経て、彼がどのような「僕らのフットボール」を見せてくれるのか。創造性に欠けていた攻撃陣にとって、マディソンの右足は残留への道筋を照らす光となる。
守備面でも、ヴィカーリオの復帰が現実味を帯びている点は重要だ。トラフォードも奮闘しているが、守護神が最後尾に控える安心感は、4バックの安定感に直結する。ファンデフェンやウドギ、さらには期待の新星ベリヴァルらを含めた現時点での「ベストに近い布陣」を組めることは、デゼルビにとっても大きなアドバンテージとなる。
残留争いは最後は「執念」の勝負になる。主力たちの復帰によってデゼルビの選択肢は広がった。今週末のウルヴス戦は、単なる勝ち点3を争う試合ではない。トッテナムがプレミアリーグに留まる資格があることを証明するための戦いだ。
記事ソース
情報元:Tottenham’s injury list could tumble down to just 5 in time for Wolves clash
Quiz Cockerel
ジェームズ・マディソンが今季絶望視されるほどの長期離脱を強いられる原因となった、怪我の部位はどこか?
1. 足首(アンクル)
2. 膝(ACL)
3. ハムストリング
4. 鼠径部
正解:2
正解は膝(ACL)だ。マディソンは昨季から続く重傷の治療に今季の大部分を費やしてきたが、ようやくウルヴス戦で復帰できるまでに回復した。彼の創造性が、停滞していたトッテナムの攻撃に新たなエネルギーをもたらすことが期待される。

