現在18位と降格の危機に瀕しているトッテナムが、事態を打開するための異例の手段に打って出た。クラブは男子および女子のファーストチームに対し、選手の精神面を支える「パフォーマンス心理学者」の公募を開始した。デゼルビ体制下で露呈したスカッドの精神的な脆さを、組織として改善しようとする動きだ。
レポート
残留への執念。クラブが求める「メンタル」のスペシャリスト
現地メディア『football.london』は、トッテナムが新たな「パフォーマンス心理学者」の採用に動いていることを報じている。
現在18位に沈むクラブは、トーマス・フランクやイゴール・トゥドールの退任を経てデゼルビを招聘したが、就任後の2試合でも勝ち点2の獲得に留まっている。前節ブライトン戦では、シャビ・シモンズのゴールで先制しながらも終了間際に追いつかれるなど、勝負所での脆さが目立っている。
この状況を受け、クラブは選手の心理的サポート、コーチ陣への助言、そしてハイパフォーマンスを維持するための文化構築を担う専門家を求人リストに掲載した。デゼルビは「今はスタイルを変える時ではなく、ポジティブなメンタリティを見出すことが重要だ」と語り、選手たちが抱える精神的な苦悩を認めている。
記事解説
重圧に押し潰されるスカッド。今必要なのは戦術以前の「勇気」
今回の心理学者招聘は、現在のトッテナムがいかに深刻な精神的危機に直面しているかを裏付けている。デゼルビが語る「選手たちは人間であり、過剰に苦しんでいる可能性がある」という言葉には、1部残留という過酷なノルマがスカッドに与えているダメージの大きさが反映されている。
客観的に見れば、トッテナムのスカッドは降格圏にいるべき戦力ではない。しかし、ピッチ上で起きている現象は、自信の喪失による判断の遅れや、土壇場での集中力の欠如といったメンタル面に起因するものばかりだ。ブライトン戦の後半、リードを守り切るためのエネルギーが不足していたのは、体力的というよりは精神的な疲弊が原因だろう。
クラブが公募した役割には「エリート選手に対する証拠に基づいた心理的サポート」が含まれている。これは、単なる激励ではなく、科学的なアプローチでプレッシャーを管理し、勝者のメンタリティを取り戻すための実利的な投資だ。次戦のウルヴス戦を前に、この動きが選手たちに「クラブは自分たちを見捨てていない」というメッセージとして伝わるかが、残留への分水嶺となるだろう。
記事ソース
情報元:Tottenham immediately put out job advert after Roberto De Zerbi’s concerning comments
Quiz Cockerel
デゼルビ体制下で降格圏脱出を目指すトッテナムが、現在プレミアリーグで位置している順位はどこか?
1. 16位
2. 17位
3. 18位
4. 19位
正解:3
正解は18位だ。トッテナムは現在、厳しい残留争いの真っ只中にある。この状況を打破するために、クラブは戦術的な改善と並行して、心理学者の招聘というメンタル面からのアプローチを決定した。

