ブライトンとの激闘を2-2のドローで終えたトッテナム。残留争いの渦中にあるチームにとって、上位陣を相手に手にした勝ち点1は数字以上の意味を持つ。デゼルビは試合後、苦境を脱するためのヒントが中盤の構成にあることを明言した。
レポート
ベテランの帰還がもたらした安定感と指揮官の確信
現地メディア『Spurs Web』は、ブライトン戦で見せたトッテナムのパフォーマンス向上、特に守備面での劇的な改善に注目している。
同記事によると、この試合で数ヶ月ぶりにスタメン復帰を果たしたロドリゴ・ベンタンクールとイヴ・ビスマのコンビが、チームの心臓部として機能したことが最大の好材料だ。実際に、強力な攻撃陣を誇るブライトンのxG(ゴール期待値)をわずか0.82に抑え込んだ事実は、中盤のプロテクションがいかに有効だったかを物語っている。
デゼルビは公式チャンネルに対し、両名の持つ「経験」と「パーソナリティ」を絶賛。次戦のウルヴス戦に向けて、彼らが再び中盤の底でコンビを組む可能性を強く示唆した。
記事解説
沈黙を破るダブルピボットの衝撃。指揮官が描く「再生」の絵図
デゼルビが語った「二人の間にある素晴らしいコネクション」という言葉は、今後のトッテナムにとって希望の光となる。レポートではスタッツ面の改善が強調されていたが、現場の視点から見れば、それ以上に「リズムの制御」という目に見えない恩恵が大きかった。
これまでの中盤は、若さゆえの勢いはあるものの、試合の流れを読んで「止める」技術が不足していた。しかし、この日ピッチに立ったベンタンクールとビスマは、相手のプレスをいなし、4バックを盾のように守り抜いた。長期離脱明けとは思えない強度の高さは、彼らがこの陣容においていかに不可欠なピースであるかを証明している。
また、デゼルビはアーチー・グレイやパペ・マタル・サール、そして短時間の出場で流れを変えたベリヴァルの名も挙げ、競争意識を煽ることも忘れなかった。さらに、前線のシャビ・シモンズやソランケの献身性を称えつつ、コロ・ムアニの才能開花に意欲を燃やすなど、マネジメント面でもポジティブな姿勢が目立つ。
残留という最低限の目標を達成するためには、この「計算できる中盤」を軸に、いかに得点力を上乗せできるかが鍵だ。ウルヴス戦、我々は再びスパーズのDNAを感じさせるフットボールを目撃することになるはずだ。
記事ソース
情報元:Roberto De Zerbi leaves a big hint about who will start in midfield for Tottenham vs Wolves
Quiz Cockerel
ブライトン戦で復帰したイヴ・ビスマが、トッテナムに加入する前に所属していたクラブはどこか?
1. リール
2. ブライトン
3. マルセイユ
4. エヴァートン
正解:2
正解はブライトンだ。ビスマにとっては古巣対決となったこの一戦で、かつてのホームで見事なパフォーマンスを披露した。彼の守備範囲の広さとボール奪取能力は、デゼルビのフットボールを実現する上で欠かせない要素となっている。

