イングランド2部(チャンピオンシップ)の舞台で、トッテナムの未来を担う若き才能たちの直接対決が実現した。プレストン・ノースエンドにローン移籍中のアルフィー・デヴァインと、ストーク・シティで守備の柱を担うアシュリー・フィリップス。軍配が上がったのは、攻撃の核として2ゴールを叩き出したデヴァインであった。7戦未勝利という泥沼の中にいたプレストンを救い出したのは、21歳のスパーズ産の至宝だ。一方で、崩壊する守備陣の中で苦闘を強いられたフィリップスにとっては、フットボールの非情さを知る厳しい夜となった。
レポート
「スパーズ対決」で輝いたデヴァインの決定力
プレストンのホーム、ディープデイルで行われた一戦は、序盤からスパーズのローン組が関与する激しい展開となった。開始4分、ストークが先制に成功しプレストンは最悪のスタートを切ったが、15分にハイライトが訪れる。ストークが前がかりになり、アシュリー・フィリップスを含む守備陣がセンターライン付近まで押し上げた隙を逃さず、デヴァインがハーフウェイライン付近から裏へ抜け出した。デヴァインはそのまま独走し、GKトミー・シムキンの脇を抜く冷静なフィニッシュで同点弾をマーク。
さらに60分には、味方のスルーパスに反応したデヴァインが、再びストーク守備陣の背後を強襲。飛び出したGKを嘲笑うかのような華麗なチップシュートを沈め、プレストンの3点目を記録した。デヴァインはこの試合で今季8ゴール目を数え、連敗を止める「ヒーロー」としてスタジアムの喝采を浴びた。
「大混乱」のストーク守備陣とフィリップスの試練
対照的に、ストークのセンターバックとして先発したアシュリー・フィリップスにとっては、屈辱的な90分間となった。ストークはボールを支配しながらも相手のカウンターに脆さを露呈し、特にデヴァインのスピードと予測能力に対し、組織的な対応が全くできていなかった。レポートによれば、ストークの守備陣はデヴァインが2点目を決めた場面でも「なす術がない(all at sea)」状態であり、後半の選手交代後にはさらに組織がバラバラになったと指摘されている。
マーク・ロビンズ率いるストークは、先制しながらも逆転を許すという最も後味の悪い負け方を喫した。フィリップスは空中戦や対人守備で健闘を見せたものの、デヴァインという「知己」によって自身の守備網をズタズタに引き裂かれる経験を強いられた。
情報元:Preston 3-1 Stoke: Alfie Devine at the double in mid-table Championship clash
Quiz Cockerel
スパーズ・ローン組の活躍
今回の試合において、プレストンにローン中のアルフィー・デヴァインが記録したゴール数はいくつか?
1. 1点
2. 2点
3. 3点(ハットトリック)
4. 0点(アシストのみ)
正解:2
正解は2点だ。デヴァインは15分に冷静なシュートで同点弾を決めると、60分には華麗なチップシュートでダメ押しの3点目をマーク。ストークのフィリップス擁する守備陣を相手に、格の違いを見せつけるパフォーマンスで今季通算8ゴール目に到達した。
