トッテナム・ホットスパーにさらなる屈辱が降りかかった。現在プレミアリーグ16位に沈み、降格圏との勝ち点差がわずか「1」にまで縮まる中、格下である3部のリンカーン・シティのファンから「来季はトッテナムへのアウェイ遠征だ」と揶揄される事態となっている。ノースロンドンの名門が直面している危機は、もはやフットボール界全体の嘲笑の対象へと成り下がっている。
レポート
歴史的名門を襲う下部リーグファンからの冷笑土曜日に行われたリーグ1(3部相当)の首位攻防戦で、リンカーン・シティがカーディフ・シティを2-0で撃破した。この結果、リンカーンは自動昇格圏に10ポイント差をつけ、来季のチャンピオンシップ(2部)昇格をほぼ手中に収めている。
この歓喜の最中、リンカーンのファンはプレミアリーグで降格の危機に喘ぐトッテナムを嘲笑の対象に選んだ。スタジアムには「トッテナム・アウェイ、オレ、オレ(Tottenham away, ole, ole)」というチャントが響き渡り、来季の2部リーグでトッテナムと対戦する可能性を皮肉たっぷりに祝う動画がSNSで拡散されている。
トッテナムは現在、暫定的に指揮を執るトゥドールの下で3連敗中。残留争いの真っ緊中で失態を続ける名門に対し、下部リーグのファンからも容赦ない視線が注がれている。トゥドールは「我々は団結しなければならない」と繰り返しているが、ドレッシングルームでの不和や5人の選手の練習追放が報じられるなど、スカッド内の規律は崩壊の一途を辿っている。
記事解説
権威失墜の先に待つ、真の崩壊への恐怖
3部リーグのファンからチャントのネタにされるという事実は、現在のトッテナムがいかに底辺まで落ちているかを如実に物語っている。かつて欧州トップクラスを自負し、チャンピオンズリーグの常連であった名門が、今や全国のフットボールファンから「降格候補」として嘲笑われる存在に成り下がった。
トゥドールは「細部にまで気を配る必要がある」と強調しているが、ドレッシングルームが険悪な雰囲気に包まれているという報道は絶えない。特に5人の選手をトレーニングから追放したという強硬手段は、残留争いにおいて何よりも必要な「結束」をさらに削ぐ毒となるリスクがある。我々が望む方向に進むための「ボート」から、すでに多くのスター選手が心の中で降りてしまっているのではないかという疑念は拭えない。
リンカーンのファンのチャントはただの冗談では済まされない。現実として、来週末に控える王者リバプール戦の結果次第では、スパーズは本当に降格圏に転落する。3部から上がってくる勢いのあるチームと、プレミアから力なく落ちていく名門。来季、ドレッシングルームで「リンカーン・アウェイ」の準備をしなければならない屈辱は、今の高給取りのスター選手たちには想像もついていないだろう。
火曜日にはアトレティコ・マドリード戦を控えているが、残留争いの重圧がスカッドを押し潰そうとしている。ファンが求めるのは空虚な前向きさではなく、プレミアリーグ残留という最低限の意地をピッチで見せることだ。僕らは、この泥沼がどこまで続くのかを、もはや怒りを通り越した絶望感と共に注視せざるを得ない。
情報元:Tottenham suffer latest embarrassment as Lincoln take aim with new chant
Quiz Cockerel
トッテナムが最後にプレミアリーグ(あるいは当時のトップリーグ)から降格したシーズンはいつか?
1. 1976-77シーズン
2. 1991-92シーズン
3. 2004-05シーズン
4. 降格したことは一度もない
正解:1
正解は1976-77シーズンだ。当時のスパーズはリーグ最下位で2部へ降格したが、翌シーズンに即座に昇格を果たした。今回のニュースにあるリンカーンのチャントは、半世紀近く前の「歴史的汚点」が再び現実のものになろうとしているスパーズの現状を痛烈に皮肉っていると言えるだろう。

