チャンピオンズリーグ・ラウンド16のアトレティコ・マドリード戦を翌日に控え、トッテナムに待望のニュースが届いた。ふくらはぎの怪我で離脱していたジェド・スペンスに加え、ラドゥ・ドラグシンがトレーニングに復帰。泥沼の3連敗を喫しているトゥドールにとって、守備の選択肢が増えることは初勝利を狙うための大きな推進力となるはずだ。
レポート
マドリードでの決戦に向けた守備陣の再編
『Evening Standard』のサム・タブトーによると、イングランド人右サイドバックのジェド・スペンスが、ふくらはぎの負傷による直近2試合の欠場を経て、月曜朝のホットスパー・ウェイでのトレーニングに姿を現した。トゥドールは先週の時点で「スペンスはクリスタルパレス戦には間に合わないが、チャンピオンズリーグには間に合ってほしい」と語っていたが、その希望が現実となった形だ。
さらに、同じく負傷でパレス戦を欠場していたラドゥ・ドラグシンも練習に参加しており、守備陣の厚みが増している。国内リーグで出場停止処分を受けているロメロとファンデフェンの両センターバックも、欧州の舞台では出場が可能。深刻な怪我人難に苦しむトゥドールは、主力不在を補うために複数のユース選手を練習に帯同させており、マドリードへの遠征メンバーにも加える見込みだ。
依然としてウドギ、ベリヴァル、クドゥス、ベンタンクール、クルセフスキ、マディソン、ベン・デイヴィス、オドベールの8名が不在という厳しい状況だが、主力ディフェンダーたちの復帰は、立て直しを図るチームにとって貴重な好材料となる。
記事解説
背水の陣で迎える欧州の舞台:守備の安定が鍵を握る
国内リーグでの capitulation(降参、お手上げ)に近い敗戦が続く中、アトレティコ戦でのスペンスとドラグシンの復帰は、単なる頭数の補充以上の意味を持つ。トゥドール就任後の3試合で9失点を喫している守備の崩壊を食い止めるには、彼らのインテンシティが不可欠だからだ。特にスペンスの復帰は、不慣れな役割を強いられてきた他の選手たちを本来のポジションに戻すことを可能にし、ドレッシングルームに蔓延する不安を解消する一助となるだろう。
ファンデフェンが次節のリバプール戦で出場停止となることを考えれば、このCLの舞台でロメロとファンデフェンの主力コンビを再結成し、守備の連動性を再確認できるのは不幸中の幸いと言える。負傷者が続出している現在のスカッドにおいて、ユース選手を帯同させざるを得ない窮状は変わらないが、少なくとも守備の核となるメンバーが揃ったことは、敵地メトロポリターノで勝機を見出すための最低条件だ。
1月末のフランクフルト戦以来、勝利から遠ざかっているノースロンドン。8人の主力を欠く中でトゥドールがどのような采配を振るうのか、その手腕が試されている。スペンスやドラグシンといった「戦える」選手たちがピッチでその存在感を示し、沈みゆくチームにバウンスをもたらすことを願わずにはいられない。
情報元:Tottenham handed double injury boost for Atletico Madrid clash after new update
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主力不在を乗り切るための布陣
今回のレポートで、負傷から復帰してトレーニングに参加したことが確認された右サイドバックは誰か?
1. ペドロ・ポロ
2. ジェド・スペンス
3. ウドギ
4. アーチー・グレイ
正解:2
正解はジェド・スペンスだ。ふくらはぎの負傷でフラム戦とパレス戦を欠場していたが、アトレティコ戦を前に復帰を果たした。右サイドのスペシャリストである彼の帰還は、守備の再構築を目指すトゥドールにとって極めて大きな補強と言えるだろう。

