イブニング・スタンダードによる最新レポートだ。 日曜日のフラム戦を前に、暫定ヘッドコーチのイゴール・トゥドールがストライカーの起用法について言及した。前節のノースロンドン・ダービーで得点を挙げたランダル・コロ・ムアニと、体調不良から復帰したドミニク・ソランケ。指揮官はこの二人の強力なストライカーを同時にピッチに立たせる可能性を否定しなかった。
POINT
レポート
ストライカー陣の併用という新たな選択肢
イゴール・トゥドールは、ドミニク・ソランケとランダル・コロ・ムアニがトッテナムで共にプレーできない理由はないと語った。先週末のノースロンドン・ダービーでは、喉の痛みを抱えていたソランケに代わってコロ・ムアニが先発し、プレミアリーグでの今季初ゴールを記録。指揮官の信頼に応える結果を残した。
ソランケは現在、完全なフィットネスを取り戻しており、日曜日のフラム戦で先発に復帰するかどうかが焦点となっている。トゥドールはこれまで、1トップの後ろに2人の「10番」を配置する形を好んできたが、二人のストライカーを同時に起用する可能性を問われると、「ああ、もちろんだ。なぜいけない?」と答えた。
教え子コロ・ムアニへの信頼と活用
コロ・ムアニは昨夏にパリ・サンジェルマンからローンで加入して以来、フォームを崩していたが、トゥドールは彼を高く評価している。二人は昨シーズンのユベントスで師弟関係にあり、当時コロ・ムアニは公式戦19試合で10ゴールを挙げる活躍を見せた。トゥドールは、このフランス人FWがチームを残留へと導く得点を決め続けてくれることを期待している。
「(彼がスパーズを救うゴールを決めると)信じている。彼が得点を決め続けてくれることを心から願っている」とトゥドールは続けた。
攻守のバランスという難題
一方で、リシャルリソンがハムストリングの負傷から復帰したことで、前線の選択肢はさらに増えている。現在のトゥドールにとっての優先事項は、攻撃的な選手を増やしながらも、守備が破綻しないための適切なバランスを見つけることだ。
「それこそが主な仕事だ。守備で苦しむことなく、いかに多くの攻撃的な選手を配置できるか。どれだけの攻撃的選手を許容できるのか。それが現在の課題だ」と指揮官は語り、戦術的な再編に向けた慎重な姿勢も崩していない。
背景・ソース
今回の情報は、イブニング・スタンダードのサム・タビュトー記者による取材に基づいている。トゥドールは就任当初から深刻な負傷禍に直面しており、主力8名が離脱、さらにクリスティアン・ロメロが出場停止という厳しい状況にある。その中で、前線の選手たちの復帰と好調は、残留争いを戦うチームにとって数少ない希望となっている。
参照元:Igor Tudor reveals stance on Tottenham striker conundrum amid three-way competition
Quiz Cockerel
今回、トゥドールが共存を示唆したドミニク・ソランケとランダル・コロ・ムアニ。ソランケがスパーズに加入する直前まで所属していた、イングランドのクラブはどこか?
1.リバプール
2.ボーンマス
3.チェルシー
4.クリスタル・パレス
正解:2
ドミニク・ソランケはボーンマスで絶対的なエースとして君臨し、昨シーズンのプレミアリーグで目覚ましい活躍を見せた後、今夏にトッテナムへ加入した。負傷明けの1月から再び高い得点能力を発揮しており、残留争いの鍵を握る存在だ。
スパーズジャパンの考察
1. 3-4-1-2への本格移行への布石
トゥドールが語った「共存」は、これまで模索してきた3-4-1-2への本格的な移行を意味する。ソランケのポストプレーとコロ・ムアニのスピードを組み合わせる形は、引いて守る相手に対しても有効な打開策となる。高額な給与を支払っているコロ・ムアニを再生させることは、ローンの買い取り判断や今後のスカッド再編に向けて極めて重要なミッションだ。
2. エースの復帰と新戦力の台頭への期待
ダービーで唯一の光となったコロ・ムアニへの期待は、これまでの不信感を上回りつつある。そこに絶対的なエースであるソランケが戻るとなれば、サポーターの熱量は一気に高まるはずだ。二人のストライカーが同時にピッチに立つ姿は、得点力不足に喘いできたチームにとって、これ以上ない強力なメッセージとなるだろう。
3. リシャルリソンの「スーパーサブ」という贅沢
記事で触れられたリシャルリソンの復帰も忘れてはならない。ソランケとコロ・ムアニが先発し、疲労が見え始めた後半にリシャルリソンを投入できる状況は、今のスパーズにとって最大の贅沢だ。トゥドールが語る「バランス」の正解は、こうした前線のタレントをいかに効率よく回し、90分間プレッシャーをかけ続けられるかにある。
