スパーズジャパンの考察
1. リシャルリソンの「リバウンド・メンタリティ」への期待
リシャルリソンがジョギングを開始したという情報は、沈みがちなドレッシングルームに強烈な喝を入れるだろう。主将ロメロの反乱や監督交代で揺れる組織において、闘志を前面に出すリシャルリソンのキャラクターは、選手たちの「自信」を回復させるための最強の解決策となる。ダービーでの劇的な復帰劇があれば、それは16位からの大逆転の狼煙(のろし)となるはずだ。
2. 「115kmのノルマ」を支える走力の確保
トゥドールが掲げた「115km走るチーム」という目標に対し、リシャルリソンの献身的なプレスは必要不可欠な要素だ。彼が最前線でスイッチを入れることで、シャビ・シモンズやギャラガーとの共鳴が生まれ、守備に不安を抱える現在のバックラインを救うための「高い位置での守備」という強化策が完成する可能性がある。
3. ユベントス・コネクションの活用
トゥドールがコロ・ムアニらの取扱説明書を熟知している点は、連戦出場の高負荷を避けたいリシャルリソンにとっても好都合だ。ライバルでありながら互いを高め合える関係が築ければ、オドベールを失った攻撃陣にかつての破壊力がもたらされるだろう。12名の離脱者という不条理を、新軍曹がいかにして「団結」のエネルギーに変えるかが注目される。
