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【躍進】元スパーズのコーチ、マット・ウェルズがMLSで「デ・ゼルビ級」の衝撃。コロラドで見せる「ウェルズ・ボール」の正体

トッテナム・ホットスパーのアカデミーで育ち、コーチとしてアンジェ・ポステコグルーやトーマス・フランクの右腕を務めたマット・ウェルズ(37)が、MLSのコロラド・ラピッズで監督としての第一歩を華々しく踏み出した。プレシーズンで見せた圧倒的なフットボールが、現地メディアや専門家の間で多大なる注目を集めている。

レポート

かつてトッテナムのコーチを務めたマット・ウェルズが、監督就任初年度となるMLSのコロラド・ラピッズにおいて、低迷していたチームを劇的に変貌させつつある。37歳のウェルズは、昨年12月にトーマス・フランク体制のコーチ職を離れ、海を渡って自身初の監督職に就任したばかりだ。

ウェルズは「スパーズのDNA」を体現する人物だ。選手としてトッテナムのアカデミーに所属し、負傷により現役を断念した後は指導者としてクラブに貢献してきた。彼は1961年の「ダブル(二冠)」達成時の伝説的選手クリフ・ジョーンズの孫であり、故ウーゴ・エヒオグと共にアカデミーで研鑽を積んだ。その後、スコット・パーカーのコーチとしてフラム、ボーンマス、およびクラブ・ブルージュを渡り歩き、ライアン・メイソンの暫定体制下でノースロンドンへ帰還。ポステコグルーからはその手腕を高く評価され、アシスタント・ヘッドコーチに抜擢された経歴を持つ。

今週末にMLSの開幕戦でシアトル・サウンダーズとの試合を控えるなか、コロラドはプレシーズン最終戦でオーランド・シティと対戦し、4-1で圧勝した。スコア以上に周囲を驚かせたのは、ウェルズが植え付けたエネルギッシュなアタッキング・フットボールだ。

元MLSの名選手で現在は解説者を務めるダックス・マッカーティは、SNS(X)上で次のように絶賛した。

「コロラド・ラピッズの試合を見たが、これは少し過剰反応かもしれない。しかし、今夜のパフォーマンスが何かの予兆であるならば、今年のコロラドは『デ・ゼルビ体制下の全盛期のブライトン』のように見えるだろう」

地元紙『デンバー・ポスト』のブライドン・ナース記者も、YouTubeで公開されたハイライトを引用し、「ウェルズ・ボールは非常に良好に見える」と太鼓判を押した。昨季、34試合でわずか11勝、全体21位に沈んだラピッズのファンからは「美しいゴールだ。日曜日の試合が待ちきれない」「勝つというのはこういう気分なのか」といった、歓喜と驚きの声が上がっている。

また、スパーズファンにとって見逃せないのが4月23日のスケジュールだ。コロラドはロサンゼルスに遠征し、ソン・フンミンとウーゴ・ロリスを擁するLAFCと対戦する。ロサンゼルスの地で、かつての同僚たちが相まみえる「スパーズ同窓会」が実現する予定だ。

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