トッテナム・ホットスパーが、トーマス・フランクの後任として、元ユベントス指揮官のイゴール・トゥドールを今季終了までの暫定監督として招聘することで合意に達した。『The Independent』が伝えた、これまで他紙が伝えていない情報を中心にレポートにまとめる。
レポート
トッテナム・ホットスパーは、トーマス・フランク解任後の「巨大な混乱」を収束させるため、イゴール・トゥドール(47)の招聘を決定した。金曜日の交渉を経て両者は今季終了までの暫定体制で合意。トゥドールは来週早々に指導を開始し、2月22日のノースロンドン・ダービーで初陣を飾る予定だ。
『The Independent』が詳報した内容によると、トゥドールの抜擢には「暫定期間における確かな成功体験」がある。
彼は2025年3月、混乱の中にあったユベントスを引き継ぎ、見事にチャンピオンズリーグ出場権を確保して2年契約を勝ち取った実績を持つ。
しかし、その後の「影」の側面も無視できない。正式就任後の翌シーズン、ユベントスは8試合無勝利の泥沼に陥り、そのうち4試合で「無得点」という極度の決定力不足を露呈して解任の憂き目に遭っている。この「即効性と表裏一体の停滞リスク」こそが、今のスパーズが引き受けるべき劇薬の正体だ。
クラブは夏に正式な後任を据える方針を崩しておらず、ターゲットとしてマウリシオ・ポチェッティーノやマルコ・ローゼに加え、エディン・テルジッチの名前が具体的に浮上している。
16位に沈み、過去17試合で2勝という統計的な奈落にあるチームにとって、トルコやギリシャ、イタリアで修羅場を潜り抜けてきたトゥドールの多様な経験値が、残留に向けた唯一の強化策として期待されているのである。
