トッテナム・ホットスパーが、スウェーデン代表の至宝ルーカス・ベリヴァルに対するチェルシーやアストン・ヴィラからの移籍打診を、1月の市場で拒絶していたことが判明した。クラブは2031年までの長期契約を結んでいる20歳のアタッカーを、再建の不可欠な核と位置づけている。
レポート
トッテナム・ホットスパーは、1月の移籍市場において、チェルシーとアストン・ヴィラから届いたルーカス・ベリヴァル(20)への獲得打診を即座に退けた。
『The Athletic』が報じた詳細によれば、両クラブはスウェーデン代表ミッドフィルダーの状況について直接的な照会を行ったが、スパーズは交渉の余地を与えず、事実上の門前払いとした格好だ。
ベリヴァルは昨季、ポステコグルー体制下でクラブの年間最優秀選手に選ばれるなど、ヨーロッパリーグ制覇の原動力として多大な貢献を果たした。今季、解任されたトーマス・フランクの下では先発機会が16試合に減少し、本来のポジションではないサイドでの起用も目立っていたが、クラブのリクルート部門は彼を将来の「アンタッチャブル(非売品)」な資産と定義している。
特にアストン・ヴィラは、コナー・ギャラガーの争奪戦でスパーズに敗れた直後、その「報復」に近い形でベリヴァルへのアプローチを試みたとされている。
現在、ベリヴァルはチャンピオンズリーグのドルトムント戦で負傷した足首の手術を終え、リハビリの過程にある。復帰までには最大3ヶ月を要する見込みであり、今季の残り期間でピッチに立てるかは不透明だ。しかし、2031年までの超長期契約を締結している事実は、クラブが彼を短期的な利益のために手放す意志がないことを明確に示している。
今夏の市場でもライバルによる引き抜きの動きが予想されるが、トッテナムは守備陣の再編と並行して、この若き至宝をチームの背骨として維持する構えだ。
