トッテナム・ホットスパーがトーマス・フランクの解任を受けて後任探しを開始したなか、最有力候補の一人と目されていたロベルト・デ・ゼルビが即時の着任に否定的な姿勢を示していることが判明した。イタリア人指揮官の最新の意向を詳報する。
レポート
トッテナム・ホットスパーは2月11日(水)、ニューカッスル・ユナイテッド戦の敗北(1-2)を受けてトーマス・フランクの退任を発表した。クラブは2月22日のアーセナルとのノースロンドン・ダービーに向けて後任の選定を急いでいるが、有力な選択肢であったロベルト・デ・ゼルビ(46)の確保は著しく困難な情勢となっている。
かつてブライトンを欧州の舞台へ導いたイタリア人指揮官は、火曜日の夜にマルセイユの監督を退任したばかりであり、プレミアリーグへの電撃復帰が期待されていた。しかし、スカイスポーツの最新の報道によれば、デ・ゼルビは現時点で新しい職に就く計画を持っていないという。
デ・ゼルビは現在、フットボールの現場から一度離れ、休養を取ることを望んでいるとされている。マルセイユでは1年目にリーグ2位という好成績を残したものの、今季はチャンピオンズリーグ敗退や宿敵PSGへの0-5の大敗など、精神的に激動のシーズンを過ごしていた。
この「休養の意思」により、現在16位に沈むスパーズの救世主として即座にダグアウト(※)へ戻る可能性は著しく低くなっている。22日のダービー、そして残留を懸けた過酷なサバイバルにおいて、デ・ゼルビという「即効性のある解決策」を失ったことは、トッテナム取締役会にとって多大なる計算違いとなるだろう。
