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【前任両断】「私が築いたチームに彼の下での進歩はなかった」ポステコグルーが断じたフランク更迭の正当性と、17戦2勝の衝撃

トッテナム・ホットスパーを去ったアンジェ・ポステコグルーが、トーマス・フランクの解任について口を開いた。直近の17試合でわずか2勝という惨状、そして自身が心血を注いで構築したスカッドとフランクのスタイルの間にあった「決定的な差異」について、前監督が残酷なまでの真実を語った。

レポート

アンジェ・ポステコグルーは、人気YouTubeチャンネル『The Overlap』に出演し、トッテナムがトーマス・フランクを更迭した決定について「驚きはない」と明言し、それを「妥当な別れ(fair departure)」であると断じた。現在、スパーズはプレミアリーグ16位に沈み、降格圏である18位のウェストハムまでわずか勝ち点5差という極限の危機に瀕している。

ポステコグルーが最も強調したのは、フランクへの交代が「前進(プログレッション)」ではなかったという点だ。「過去6ヶ月の間に二度も同じ解任(スパーズとフォレスト)を経験するのは辛いことだが、フランクが直面した問題は彼一人の責任だけではない。しかし、客観的にゲームを分析する者であれば、今回の監督交代が私からの積み上げではなかったことに気づくだろう」と指摘した。

さらにポステコグルーは、スカッドの構築における不一致を次のように表現した。

「私は特定のスタイルで数年間戦い抜くために、あのスカッドを築き上げた。そこに彼(フランク)がやってきたわけだが、トッテナムは非常に『奇妙なクラブ』だ。ダニエル・レヴィが去り、私も去るという巨大な方向転換を昨シーズンの後に行い、クラブ自ら不確実な環境を作り出してしまった。世界クラスの監督たちを連れてきても成功しなかった理由は、そこにあるのではないか」

データもフランクの失敗を裏付けている。10月下旬にエバートンを3-0で破って以降、スパーズはリーグ戦17試合でわずか2勝しか挙げられなかった。最後に勝利したのは12月28日のクリスタル・パレス戦(1-0)であり、それから46日間、8試合にわたって白星から遠ざかっている。

フランクは就任直後の6試合で4勝を挙げる好スタートを切ったものの、その後は急激な失速を見せ、チームをチャンピオンシップ降格のリアルな恐怖へと引きずり込んだ格好だ。

ポステコグルーの言葉は、特定の哲学に基づいて集められた選手たちが、異なる戦術のなかでいかにその輝きを失っていったかを浮き彫りにした。

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