スパーズジャパンの考察
1. 「1000%の自信」に潜む危うい現状
解任のチャントを浴びながら自身が「1000%適任だ」と断言したフランクの姿勢は、リーダーとしての強さを示す一方で、現実の16位という順位との深刻な乖離を露呈している。サポーターが求めているのは自信の表明ではなく、具体的な勝利だ。この強気な姿勢が、かえってファンの不信感に火を注いでいる可能性は否定できない。
2. 「12名離脱」という構造的な機能不全
オドベールの負傷により離脱者が12名に達した事実は、もはや単なる不運では片付けられない。フランク自身が「2年前からのパターン」と認めた通り、欧州戦と国内リーグを並行して戦うためのコンディショニング体制に抜本的な欠陥があることを示唆している。この構造的課題を解決しない限り、いかなる戦術も砂上の楼閣に過ぎない。
3. アーセナル戦までの12日間が握る「審判」
次戦まで12日間の準備期間があるが、これはフランクにとっての「執行猶予」となるのか、はたまた経営陣にとっての「転換期」となるのか。ロメロやウドギ、そしてオドベールまで欠く可能性があるなかで、ファンデフェンやドラグシンを中心にいかに守備を現体制で再構築できるか。所謂「解任ブースト」でこの苦境からの脱出を目指すのかが、ノースロンドンのクラブの行方を決定づけることになるだろう。
