スパーズジャパンの考察
1. 宿敵への「羨望」という名の致命的な禁忌
本来、選手を鼓舞し「自分たちが最高だ」と信じ込ませるべき指揮官が、ライバルの質の高さを強調し続けることは、組織の士気を著しく下げる。特にトッテナムにとってアーセナルは最も負けてはならない相手であり、その相手を模範とするような態度は、選手たちの誇りを傷つける多大なる失策であったと言わざるを得ない。
2. ミーム共有が物語る「威厳の消失」
選手が裏で監督を画像で笑いものにするという事態は、プロフェッショナルな関係が修復不可能なレベルで崩壊していた証拠だ。フランクが掲げた規律重視の哲学が、選手たちには空虚なものとして受け取られていたのだろう。この断絶こそが、16位転落という結果を招いた最大の真因ではないか。
3. ロメロのSNSの真意
解任を機にこのような情報が出回っているが、事実であればその内情をクラブの上層部は把握していたはずである。または把握していなかったとすれば現場(選手)への介入を怠りすぎである。ますます1月の移籍市場の時点での「トーマス・フランクの続投」の判断の是非が問われることになり、一方でロメロが断じた通り、選手たちはフランクと共に経営陣への不信感を募らせているだろう。まさか、経営陣にも「アーセナルを見習うべき」だと考える者がいるのだろうか。
