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【財政的打撃】負傷者12名が招く月額450万ポンド(約9億6000万円)の巨額損失。スパーズを襲う「野戦病院」の非情な家計簿

背景・ソース

本記事のソースは、トッテナムの動向を専門に追う『SpursWeb』、および『Football Insider』による最新の財務分析レポートだ。

これらのメディアは、トッテナムが3シーズン連続で冬の時期に大規模な負傷者クライシスに見舞われているという、著しく深刻な構造的欠陥に注目している。

毎年繰り返されるこの傾向は、もはや偶然や個別の接触による怪我では片付けられないレベルに達しており、クラブが保有する世界最高峰の練習施設が、選手の強化ではなく、リハビリテーションのための病院として機能してしまっている現状を詳細に報じている。

背景には、プレミアリーグが課すPSR(収益性と持続可能性に関する規則)の遵守という、現代フットボール経営における冷徹な現実がある。1日あたり3100万円という人件費の流出は、本来であれば年間を通じてトップクラスの選手を維持できる規模の資金であり、それがプレー機会のない状態で消費されることは、クラブの投資能力を削ぐことになる。

特に、昨年10月にオーナーのルイス・ファミリーから1億ポンドの資金注入があったにもかかわらず、今回の冬の市場での純支出がわずか1300万ポンド程度に抑えられた事実は、この負傷者による損失がクラブのキャッシュフローに多大なる影を落とした可能性を示唆している。

さらに、マディソンのように長期離脱が常態化している高給取りの存在は、スカッドの代謝を著しく停滞させる要因となっている。選手層の空洞化が進む一方で、負傷者への支払いが最優先されるという不条理なサイクルを断ち切るには、メディカル部門への抜本的な改革と、科学的な根拠に基づいた負荷管理の再構築が必要不可欠である。

12名のシニア選手が不在という異常事態を乗り越え、再びチャンピオンズリーグなどの欧州の舞台で競争力を発揮するためには、この巨額の負のコストを削減することこそが、いかなる新戦力獲得よりも優先されるべきクラブの最重要課題となっているのだ。

参照元: Tottenham Hotspur are losing £4.5m per month at the moment

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