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【武者修行】「マスタークラス」至宝ムーアがレンジャーズで躍動、スパーズが帰還させなかった「育成の真意」

スパーズジャパンの考察

1. 「即戦力」を捨てて選んだ「未来」の頑健さ

負傷者11名を抱える異常事態において、ムーアを呼び戻さない選択はファンにとっても苦渋の決断だっただろうが、今回の活躍はその正当性を証明した。トップチームのベンチでわき役を演じるよりも、スコットランドの巨人で「勝敗の全責任」を背負う1837分(今季通算)の経験は、彼を精神的に一回りも二回りも大きくさせるだろう。

2. ロール体制下での戦術的インテリジェンスの向上

ネイスミスやロイが絶賛した「ボールを受ける前の2、3のパス先を予測する動き」は、ダニー・ロールという理論派の下で磨かれた成果だ。タイトなエリアでの受け手としての職人技は、将来的にフランクが導入した3-4-3システムにおける「10番」の役割を担う上で、極めて強力な武器になるのではないか。

3. 「自分への不満」を口にするメンタリティの価値

5-1の大勝に貢献し、周囲から絶賛されながらも「最近の2、3週間は自分の基準に達していなかった」と語るムーアの姿勢こそ、真のトッププレーヤーの証だ。この飽くなき向上心がある限り、彼は夏にノースロンドンへ帰還した際、単なる「若手の有望株」ではなく、即座にスタメンを争う「新しい顔」として君臨する可能性があるだろう。

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