トッテナム・ホットスパーが、デンマークの主要放送局『Viaplay』に対し、指揮官トーマス・フランクへのインタビューの機会を当面提供しない方針を伝えたことが判明した。クラブ側は以前のインタビューにおける質問内容に不満を抱いているとされ、メディアとの関係に著しい緊張が走っている。
レポート
トッテナム・ホットスパーは、デンマークのプレミアリーグ放映権を持つ『Viaplay』に対し、指揮官トーマス・フランクのインタビューへの登壇を拒否する決定を下した。事態が表面化したのは、2-2の激闘を演じたマンチェスター・シティ戦の直後だ。フランクの母国であるデンマークの視聴者は、試合後のインタビューを待ち望んでいたが、画面に現れたのは新加入のコナー・ギャラガーであった。
『Viaplay』のシニア・バイスプレジデント兼北欧スポーツ責任者のキム・ミケルセンは、デンマーク紙『B.T.』の取材に対し、「スパーズから『当面の間、フランクをViaplayの取材には応じさせない』との通知を受けた。これは非常に残念なことだ」と明かした。
ミケルセンによれば、拒絶の理由は、以前のインタビューにおいてフランクが現在晒されている「解任圧力」や、クラブおよびファンからの「支持の有無」を問う質問を投げかけたことにあるという。
ミケルセンは「我々は何も間違ったことはしていないと考えているが、現状は受け入れるしかない。トッテナムは、自分たちが抱える不満を直接的に説明すべきだ」と述べ、クラブ側の対応を批判した。
これに対し、トッテナムは『B.T.』の取材要請を拒否。ただし、新加入のギャラガーをインタビューに応じさせたことで、放映権保持者に対する最低限の「契約上の義務」は果たしているとの見解を示している。
指揮官を守るための「情報統制」とも取れる今回の措置は、現在14位に沈み、主将ロメロから「恥ずべき」とSNSで批判を浴びるクラブの、余裕のなさを露呈した格好だ。
