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【武者修行】スパーズ「ローン組」最新レポ:ヴシュコヴィッチがバイエルンを震撼させ、新星アカムリッチは衝撃のデビュー

ドイツの地では、18歳のルカ・ヴシュコヴィッチが「世界基準」のポテンシャルを再び証明した。ハリー・ケイン擁する王者バイエルン・ミュンヘンとの大一番において、後半に同点となるヘディングシュートを叩き込み、ハンブルガーSV(HSV)に貴重な勝ち点1をもたらした。

9月のデビュー戦ではバイエルンを相手に0-5の完敗を喫し、厳しい洗礼を浴びたヴシュコヴィッチだったが、今やブンデスリーガで4ゴールを挙げるなど、HSVの守備の核へと成長を遂げた。この18歳のクロアチア人に対し、ドイツのレジェンド、ローター・マテウスは「彼はまるでワールドカップを3回も戦い抜いたベテランのような落ち着きを持っている。僕が30歳の時でも、彼が18歳で見せているようなヴィジョンは持っていなかった。本当に偉大な何かが起きようとしている」と、極めて異例の賛辞を送っている。

一方で、ボルシアMGに所属する21歳の日本代表DF高井幸大については、忍耐の時が続いている。川崎フロンターレからスパーズへの完全移籍を経て、即座にドイツへと渡った高井だが、加入直後から負傷の連鎖に見舞われ、コンディションの維持に多大なる苦戦を強いられてきた。先週末のシュツットガルト戦(0-3で敗戦)において、ようやくブンデスリーガでの待望の初先発を飾り、完全復活への第一歩を記したばかりであった。しかし、今週土曜日に行われたヴェルダー・ブレーメン戦において、高井は遠征メンバーから外れることを余儀なくされた。理由は、試合直前に彼を襲った体調不良(病気)によるものである。3試合連続の途中出場を経て、ようやくスタメンの座を掴みかけていた矢先のアクシデントは、本人にとっても極めて著しく悔やまれる事態と言えるだろう。現在は早期の回復に専念しており、ブンデスリーガ特有の激しいフィジカルコンタクトと高いインテンシティに適応するための「マッチフィットネス(試合勘)」を取り戻すことが、後半戦の最大の焦点となる。

スコットランドでは、レンジャーズのマイキー・ムーアとハイバーニアンでデビューを飾ったデイン・スカーレットが、0-0で引き分けた一戦の終盤に同じピッチに立つという、スパーズファンにとって感慨深いシーンが見られた。ムーアは今季、公式戦31試合に出場し3ゴール2アシストを記録。オールドファームという極限のプレッシャー下でも物怖じしない姿勢は、フランク監督からも高い評価を得ている。

イタリアではマノル・ソロモンがナポリ戦で移籍後初ゴールを記録し、アルゼンチンではアレホ・ベリスがロサリオ・セントラルで再びその決定力を発揮し始めた。イングランド下部でもアルフィー・デヴァイン(プレストン)やアシュリー・フィリップス(ストーク)がコンスタントに出場時間を積み重ねており、19名の「至宝」たちは各地で着実にその才能を研磨し続けている。

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