マンチェスター・シティとの劇的な2-2のドローを受け、トッテナムの番記者であるアラスデア・ゴールド(football.london)とサム・タブトー(Evening Standard)による全選手採点をまとめる。主力11名を欠く異常事態の中で、最高評価を得た「魔法使い」と「エース」を中心に、明暗を分けた評価を紐解く。
レポート
マンチェスター・シティとの激闘を終え、現地メディアによる採点が出揃った。特筆すべき活躍を見せた上位陣と、課題を残した下位陣、そして全選手のスコアは以下の通りだ。
殊勲のトップパフォーマー(高スコア)
シャビ・シモンズ
- football.london:9 / Evening Standard:9
スパーズのベストプレイヤーであり、このチームにとって彼がどのような存在であるかを完全に証明した。常にドリブルで相手を突き、アウトサイドパスでソランケの決定機を演出するなど、「魔法(Magical)」と形容される独創性を披露。単なる技巧派に留まらず、チームのために最後まで戦い抜く勝者としてのメンタリティも両紙から絶賛された。
ドミニク・ソランケ
- football.london:8 / Evening Standard:9
イングランド代表監督のトーマス・トゥヘルの眼前で、エースの資質を証明した。足首を痛めながら強行出場し、執念で押し込んだ1点目と、ギャラガーのクロスに合わせた空飛ぶヒールシュートによる2点目は圧巻の一言。フランクが「彼を起用せざるを得ない」と語る通り、現在の攻撃陣において替えの利かない存在となっている。
ジョアン・パリーニャ
- football.london:8 / Evening Standard:8
負傷者続出によりセンターバックとしてプレーしたが、最後尾で本物のリーダーシップを発揮した。ピッチ上の誰よりも多いタックル数を記録し、シティの強力な攻撃陣を相手に文字通り「壁」となって立ちはだかった。中盤が本職でありながら、急造ディフェンスラインを見事に統率した貢献は極めて著しく高い。
コナー・ギャラガー
- football.london:8 / Evening Standard:8
トッテナムの不屈の精神を体現するパフォーマンス。無限のスタミナでシティのビルドアップに制限をかけ、右サイドを駆け上がってソランケの同点弾をアシストした場面は、彼の献身性が最高潮に達した瞬間であった。

