イタリアの巨人ユベントスが、トッテナム・ホットスパーにローン移籍中のランダル・コロ・ムアニの獲得に向けて動きを強めている。この動きを受け、スパーズはクリスタルパレスからの退団を希望しているジャン=フィリップ・マテタを後釜としてリストアップしている模様だ。
レポート
ユベントスは、負傷離脱中のドゥシャン・ヴラホヴィッチの代役、および得点力不足を解消するための新たな「火砲」として、ランダル・コロ・ムアニの引き抜きを画策している。パリ・サンジェルマンからのローンでスパーズに加入しているコロ・ムアニだが、プレミアリーグではいまだ無得点と適応に苦しんでおり、昨季のユベントスへのローン期間中に16試合8ゴールを挙げた実績を持っているだけに、帰還に注目が集まっている。
トッテナムを率いるトーマス・フランク監督は、負傷者続出とチャンピオンズリーグの登録人数制限を理由に、今冬の主力放出には消極的な姿勢を示してきた。しかし、前線の「アップグレード」が約束されるのであれば、スパーズ側も交渉に応じる構えがあるという。
そのアップグレードの候補として浮上したのが、クリスタルパレスのストライカー、ジャン=フィリップ・マテタ(28)だ。パレスからの脱出を熱望しているとされるフランス人FWに対し、ノッティンガム・フォレストが3,500万ポンド(約67億円)のオファーを提示したと報じられているが、ユベントスやACミランも関心を示しており、争奪戦は激化している。
トッテナムにとってマテタの獲得は、ドミニク・ソランケの負担を軽減し、前線に圧倒的な高さと決定力をもたらす選択肢となる。また、フランク監督が直近の2試合で採用した3-4-3(あるいは3-4-2-1)のシステムにおいて、純粋な「9番」としての適性を見せられずにいるマティス・テルらとの役割分担を明確にする狙いもあるようだ。
