土曜日のバーンリー戦での2-2のドローを受け、トッテナム・ホットスパーは進退窮まっている。ターフ・ムーアに詰めかけたサポーターは再びトーマス・フランク監督への反対チャントで意思を明確にし、クラブは次の一手を検討し続けている。『Evening Standard』のサム・タブトゥ記者が、宿敵マンチェスター・ユナイテッドで起きた「劇的な変化」を引き合いに、スパーズの現状を分析した。
レポート
スパーズはこれまでフランクを支持し続ける決意を固めてきたが、今このタイミングで彼を解任することは、その人選が失敗であったと認めることを意味する。しかし、マイケル・キャリックがマンチェスター・ユナイテッドで見せている影響力は、適切な変化がいかに素早く苦境にあるクラブに新しい命を吹き込めるかを証明してしまった。
ユナイテッドはルベン・アモリムの下で混乱状態にあったが、キャリック就任後の最初の2試合でマンチェスター・シティとアーセナルの両者を撃破し、変貌を遂げた。まだ初期段階ではあるが、キャリックはチームのプライドを取り戻し、サポーターが求める方法でチームをプレーさせている。
対照的に、バーンリーを崩すのに苦戦する中で「Sideways and backwards, everywhere we go(どこへ行っても横パスとバックパスばかり)」とチャントしたスパーズのファンは、心の拠り所となるポジティブな何かを切望している。マウリシオ・ポチェッティーノの復帰を求める声が高まっている事実は、スパーズが監督の人選を再考する夏の移籍市場が開くのを待つ間、ファンとの繋がりを回復するために「短期的な暫定監督」を検討しなければならないことを示唆している。
しかし、ユナイテッドにおけるキャリックのような「際立った候補者」は現在のスパーズには見当たらない。ユナイテッドはオーレ・グンナー・スールシャールやルート・ファン・ニステルローイも候補に入れていた。一方、トッテナムでの暫定監督経験があるライアン・メイソンは、ウェストブロムを率いてわずか27試合で解任されたばかりであり、現在は無職だ。
フランクのアシスタントとして招聘されたばかりのヨン・ハイティンハも、11月にアヤックスの監督を半年足らずで解任されている。それでもなお、現在のスパーズの雰囲気は、2月に控える「悪夢のような連戦(マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、アーセナル)」を前に、いかなる種類であれ新しい顔ぶれが活力を与えるだろうという段階に達している。スパーズはすでに背後に忍び寄る影に怯えており、この暗闇から抜け出すために暫定的な任命を真剣に検討すべき時が来ている。
