スパーズジャパンの考察
1. 「交代枠なし」に等しいベンチの窮状
層の薄さからベンチにはアカデミーの若手を並べるしかなく、試合展開に応じた戦術的交代や強度の維持は著しく困難になる。先制ゴールを狙いたいところだが、仮にそれを実現しても時間の経過とともに日頃の疲労の蓄積もあって交代要員の薄さが重くのしかかってくるだろう。
2. シャビ・シモンズへの過度な依存
足首の腫れを抱えながら強行出場するシャビ・シモンズの責任感は称賛に値するが、同時に危うさも孕んでいる。中盤のクリエイティビティを彼一人に依存している現状で、もし彼が再負傷すれば、トッテナムの今シーズンは完全に瓦解しかねない。パリーニャやビスマ(登録外)を欠く中盤の負担は、想像を絶するものになるだろう。
3. 「11人のフィールドプレーヤー」に名を連ねなかった男
フランクの記者会見の内容から、11人のフィールドプレーヤーにはデイン・スカーレットが含まれていない。クラブが公開するトレーニング動画では、アカデミー出身の選手とあってGKブランドン・オースティンとともにカメラに抜かれるスカーレットだが、フランクからは「その他の若手」の烙印を押されたかたちだ。スカーレットへの評価よりも、いまさらながらフランクの選手への気配りの至らなさが心配だ。

