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【分析】トーマス・フランク解任に要する費用は総額800万ポンド|マッコーリー銀行からの融資とトッテナムが抱える財務的制約の正体

スパーズジャパンの考察

1. 「健全経営」に陰り、監督とっかえひっかえと「売りオペ」失敗の大きなツケ

解任コストの800万ポンドは衝撃的な数字だが、より深刻なのはレポートで指摘された「リーグ2位の移籍債務」であり、今後の補強戦略における多大なる足かせとなりうる。特に、ダニエル・レヴィ前会長のもとで「健全経営」のイメージが強かったスパーズだが、2019年にマウリシオ・ポチェッティーノが退任して以降は監督と共に主力選手もとっかえひっかえが続き、特に選手の価値が下がるまで放出を渋る、「売りオペ」の失敗を重ねてきたことがここにきて重くのしかかっている。

2. 「300万ポンドの法則」に基づく決断の必然性

アダム・ウィリアムズ氏が提言した「1つの順位差=300万ポンド」の論理は、解任を躊躇する経営陣にとって強く意識しなければならない数字だ。現在の14位に留まり続ければ、リーグ順位の賞金や欧州戦線の放映権収入による損失は、800万ポンドの解任コストを遥かに上回る。昨シーズンの17位然りだが、もしもしばらく欧州戦から遠ざかるのであればなおのこと、「少しでも上の順位を目指す」べきであり、悲しいかな欧州戦出場権がなければどの順位でも同じとはいかなくなるだろう。

3. 頼るしか無いルイス・ファミリー

ダニエル・レヴィ体制下の「自給自足」の健全経営は風前の灯にある。確かに多角化経営によって売上は増えているが、フットボール部門のチーム運営(特に移籍収支)が重くのしかかりその売上を湯水のように溶かしている。これから財務の健全化に向かうためには、過去にスパーズ・ファンが嫌っていた「(オーナーの財布に頼る)クラブの金満化」を一時期でもルイス・ファミリーに頼むしか無い状況かもしれない。

参照元: How much it would cost Tottenham to sack Thomas Frank as £90m finance deal speaks volumes

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