スパーズジャパンの考察
1. 給与の逆転現象がもたらすスカッドへの刺激
加入1年目にしてクルゼフスキらを上回る給与を得るギャラガーには、ピッチ上でその「数字」に見合うパフォーマンスを示す義務が伴う。この給与の逆転現象は、既存の主力選手たちにとっても、さらなる好成績を収めることでより高額な契約を勝ち取るためのポジティブな刺激となるはずだ。クラブが、真の競争原理をドレッシングルームに持ち込もうとしている。
2. マディソン、ロメロ級のリーダーシップへの布石
週給15万ポンドという待遇は、ギャラガーを精神的にも実力面でもマディソンやロメロと同等の「クラブの顔」として育てるという経営陣のメッセージだ。アトレティコでの経験を経て成熟した25歳のミッドフィルダーが、この高給に見合うリーダーシップを発揮できれば、トッテナムの中盤は数年にわたって盤石な基盤を得ることになる。
3. それでもまだ低い給与水準
Big 6の一角でありながら、それを追随するアストンヴィラやニューカッスルに給与水準で迫られているスパーズ。複数年に渡って支払い義務が生じる選手給与のリスクを抑えることで、経営の健全性を保っていたダニエル・レヴィ前会長の努力の賜物ではあるが、新戦力の補強によるスカッドの強化においても、そして現有戦力の引き留めにおいても、給与水準を上げることに方針変換を図りたいところだ。しかし、言わずもがな「売りオペ」の改善と同様に、「選手の将来に渡る貢献度の見極め」ができる人材が必須となる。
参照元: Conor Gallagher could become one of Tottenham’s top earners, even above Kulusevski

