トッテナム・ホットスパーが、アストン・ヴィラとの争奪戦を制してコナー・ギャラガーの獲得を決定づけた。アンジェ・ポステコグルー前監督が昨夏の時点で熱望していたこの25歳のミッドフィルダーを、クラブは18ヶ月越しに3470万ポンドで確保した。現在ホットスパー・ウェイでメディカルチェックが進む中、なぜ彼が現在のスカッドにとって「究極の補強」と言えるのか、その背景にある5つの決定的な理由を紐解く。
レポート
経験豊富なリーダーの確保
コナー・ギャラガーは25歳という若さでありながら、プレミアリーグ3クラブでのプレー経験に加え、ラ・リーガでの挑戦、チャンピオンズリーグ23試合出場、そしてイングランド代表として22キャップを数える多大なる経験を積み上げている。かつてチェルシーで彼を指導したマウリシオ・ポチェッティーノは、負傷欠場したリース・ジェームズに代わり、頻繁にギャラガーにキャプテンを任せていた。
ポチェッティーノは、ギャラガーを「チームへの多大なるコミットメントを持ち、攻守のあらゆる状況を補完しようと努力する、クラブにとって不可欠なタイプの選手」と評し、その存在価値を「プライスレス」と断言していた。また、ペトル・チェフも彼の勝利への執念とリーダーシップの素質を絶賛している。
スタッツが証明するチャンス創出力
ギャラガーは、単なる守備的なミッドフィルダーではない。2023-24シーズンのチェルシーにおいて、彼は中盤の選手としてプレミアリーグで10番目の53回のチャンスを創出した。キャリア通算289試合で68ゴールに関与しているという数字は、ロドリゴ・ベンタンクール(388試合44ゴール関与)やジョアン・パリーニャ(373試合35ゴール関与)といった既存の主力と比較しても、著しく高い攻撃性能を示している。彼は激しいプレスでボールを奪い返すだけでなく、ファイナルサードでの決定的な仕事もこなすオールラウンダーである。
ホームグロウン枠と鉄人の肉体
スパーズにとって、ブレナン・ジョンソンの放出により減少したホームグロウン枠の補充は急務であった。ギャラガーの加入は、プレミアリーグや欧州戦の登録ルールを遵守する上でメリットをもたらす。さらに特筆すべきは、彼の驚異的な負傷耐性だ。Transfermarktの記録によれば、彼のキャリアにおいて負傷による欠場は一度も記録されておらず、唯一の欠場理由は2024年3月の体調不良による5日間のみである。トーマス・フランクが求める「今すぐ、そして長期的に使える解決策」という定義に、彼は完璧に合致している。

