スパーズジャパンの考察
1. ブランド引力の著しい低下と「選ばれない」現実
フラメンゴ以上の条件を提示しながらパケタに断られた事実は、今のトッテナムが抱える最大の弱点を露呈させている。ただし、ブラジル帰還やワールドカップを優先する点など、パケタについてはかねてからその希望が分かっていたため、スパーズファンとすれば、自クラブの立ち位置等を悲観すべきではないだろう。
2. 「金で解決できない」補強の壁
とは言え、今回の件で明白になったのは、ダニエル・レヴィが退いた後の新体制においても、単にオファー額を釣り上げるだけではトップターゲットを確保できないという現実だ。特に1月の移籍市場は、クラブの事情だけでなく、選手個々の思惑も大いに入り混じるため、まずその見極めが重要になる。その点で、クラブがパケタに抜かり無く打診を入れていた事実は、好意的に受け止めても良いかもしれない。
3. 長期プロジェクトを見据えた補強か?
クドゥスの離脱などで攻撃陣の補強が急務となっている中、パケタのような実績ある選手に断られた事実は、同様のキャリアやタレントを持つターゲットを狙っている可能性を裏付けている。例えばギャラガーも、プレミアリーグの実績を誇り、ワールドカップ出場の目標を叶えるための今冬の移籍を希望している。長期プロジェクトを見据えた補強であるのかは怪しいが、ファンが納得できる補強とプレミアリーグ残留という最低限のノルマを確実に達成するためには、背に腹は代えられないのかもしれない。

