トッテナム・ホットスパーのフォワード、マティス・テルが、2026年ワールドカップのフランス代表メンバー入りを目指し、1月のローン移籍を検討していることが明らかになった。昨夏に3000万ポンドで完全移籍を果たした20歳の若き才能だが、トーマス・フランク体制下での出場機会不足が、彼のキャリアプランに影を落としている。
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W杯への渇望とフランク体制の壁
BBCスポーツのニザール・キンセラ記者のレポートによると、テルはフランス代表でのデビューを果たすため、より多くの出場時間を確保できる環境を求めている。
現在判明している状況によれば、テルは昨冬にバイエルン・ミュンヘンからのローンで加入し、アンジェ・ポステコグルー前監督の下で好印象を残したことで、昨夏に3000万ポンド(約57億円)で完全移籍を果たした。しかし、トーマス・フランク体制下では今季わずか5試合の先発に留まっており、完全移籍後の苦悩が続いている。
また、テルはフランスU-21代表で20試合12ゴールを記録し、現在はキャプテンも務めるなど高い能力を示しているが、フル代表でのデビューはまだ果たせていない。ワールドカップメンバー入りのためにはトップクラブでの「継続的な出番と活躍」が不可欠だと判断したようだ。
スパーズでの欧州戦の登録メンバーを巡る混乱も影響している。9月時点ではチャンピオンズリーグの登録メンバーから外されていたが、12月にドミニク・ソランケの負傷を受けて再登録されるなど、起用方針が揺れている実態がある。一方、クラブ側にはジレンマもあり、先週にブレナン・ジョンソンを3500万ポンドでクリスタルパレスへ放出したばかりのスパーズにとって、さらなる攻撃陣の流出を認めるかは不透明な状況だ。

