目次
スパーズジャパンの考察
1. 「デキ不在」が続くことの多大なる損失
デヤン・クルセフスキ(デキ)がフランク体制下で一度もプレーできていないという事実は、現在のチームが抱える創造性不足の根源的な要因だ。クドゥスの長期離脱が判明した今、右サイドや中央でボールをキープし、チャンスを演出できる彼の不在は、極めて著しい痛手となっている。昨年4月から続くこの「複雑な怪我」が、いかに深刻なものであるかが改めて浮き彫りになった。
2. 回復を左右する「3〜4週間」という審判の時
フランクが語った「注射治療の効果を見極める3〜4週間」は、クルセフスキのシーズン後半戦を占う重要な期間となる。痛みが落ち着けば2月中の練習復帰も見えてくるが、もしこの治療でも改善が見られない場合、復帰時期はさらに後退し、今季中の完全復活すら危ぶまれる事態になりかねない。
3. フランクが寄せる絶大なる人間性への信頼
「加速させられる人物がいるとすれば彼だ」というフランクの言葉からは、まだ一緒に仕事をしたことがない指揮官であっても認めざるを得ない、クルセフスキのプロ意識の高さが伺える。負傷者が続出し、スカッドが消滅の危機にある中で、精神的支柱にもなり得る彼の復帰は、戦術的なオプション以上に、チームに「信仰」を取り戻すための重要なピースとなるだろう。

