トッテナム・ホットスパーはサントスに所属する19歳のブラジル人左サイドバック、ソウザの獲得に向けて攻勢を強めているとGiveMeSportのベン・ジェイコブス記者が伝えている。クラブは既に提示した800万ポンド(約15億円)の初回オファーを拒否されているが、獲得を諦めることなく、条件を引き上げた2度目の獲得オファーを今冬の移籍市場で準備中だ。
この移籍に対し、選手本人は非常に前向きな姿勢を見せている。19歳の新星は今冬のタイミングでのステップアップを熱望しており、クラブ間の交渉が進展し、ロンドンへの道が開かれることを強く期待している状況だ。
一方で、両クラブの間には依然として評価額に大きな開きがある。サントスは、活躍によって追加される出来高や将来的な再売却時の利益分配(セルオン条項)を含めた最終的な移籍金のパッケージを最大3,500万ユーロ(約56億円)と強気に見積もっている。しかし、トッテナムを含む関心を示している欧州の各クラブは、実際の移籍金は2,000万ユーロ(約32億円)未満に落ち着くと見ている。ブラジル国内の情報筋も、最終的にはサントスがそのラインで妥協せざるを得なくなると予測している。
トッテナムがこれほどまでにソウザに固執する背景には、長期にわたる緻密なスカウティングがある。クラブは約2年前から彼の動向を追跡しており、2023年11月に開催されたU-17ワールドカップにもスカウトを派遣。そこで確信を得た「並外れたスピード」と高い機動力は、現在のチームスタイルに合致する才能として高く評価されている。
サントスはシーズン途中での主力放出には元々消極的ではあるものの、欧州のビッグクラブからの関心が集まる中で、選手の将来的な価値上昇を確信している。そのため、今回の交渉においては当面の移籍金だけでなく、将来ソウザが別のクラブへ移籍した際に多額の利益が得られるセルオン条項の挿入を、譲れない条件として強く求めている。

