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【歴史】トム・モリス:サンダーランド戦で刻んだ「1部リーグ初ゴール」と多大なる献身の記憶

トッテナム・ホットスパー公式サイトの歴史シリーズ『The Knowledge』は、日曜日のサンダーランド戦を前に、クラブの歴史において多大なる足跡を残したトム・モリス(Tom Morris)の物語を紹介している。

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トム・モリス、多くの「初めて」を経験した男

トム・モリスは、我々の歴史において類稀なる地位を占めている。

1899年5月1日、当時旧2部リーグに所属していたゲインズバラ・トリニティから加入したモリスは、守備と攻撃の双方をこなせるハーフバックとして、フットボールリーグとFAカップでの101試合を含む、通算500試合以上に出場した。

1901年の歴史的なFAカップ優勝メンバーと、その7年後にフットボールリーグへ参入したチームを繋ぐ唯一の架け橋となったモリスは、このクラブで多くの「初めて(Firsts)」に立ち会った人物だ。彼はホワイトハート・レーンでの最初の試合、クラブ唯一のサザンリーグ優勝、初のFAカップ決勝進出と優勝、1908年のフットボールリーグ初参戦(1部リーグで2位)、そして1部リーグでの初ゴールを経験している。その歴史的なゴールは、1909年9月1日、ローカー・パーク(※)で行われたサンダーランド戦(3-1で敗戦)で記録されたものだ。

1901年のFAカップ優勝メンバーのうち、わずか3人のイングランド人のうちの一人であったモリスは、スパーズのユニフォームを着てFAカップに38試合出場した。このクラブ記録は1931年にジミー・ディモックによって並ばれたものの、1973年にシリル・ノールズに抜かれるまで、およそ70年にわたり破られることはなかった。

第一次世界大戦中、トムは工兵隊(Royal Engineers)に所属し、4度の負傷を経験した。1919年にホワイトハート・レーンの再建工事に従事した後、1939年までグラウンドスタッフとしてクラブに留まった。彼は1942年4月25日、アクスブリッジでこの世を去った。

トム・モリス(中段左から2番目)と1901年のFAカップ優勝メンバー

現在のローカー・パーク(トッテナムがイングランド1部リーグで初戦・初ゴールを記録した地)

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