【公式発表】ジョンソンがパレス移籍が正式決定。17年ぶりの戴冠を導いた英雄が去る

スパーズジャパンの考察

1. 「ビルバオの英雄」として刻まれる不滅の功績

公式サイトが真っ先に「ヨーロッパリーグ決勝のゴール」に触れた通り、ジョンソンがトッテナムに17年ぶりのメジャータイトルをもたらした事実は、どれほど時間が経過しても色褪せることはない。マンチェスター・ユナイテッドという宿敵を相手に、決勝の舞台で仕留めたあの一撃は、クラブの無冠の歴史に終止符を打った象徴的な瞬間だった。記録よりも記憶に残る「タイトル・ウィナー」として、彼はノースロンドンを去ることになる。

2. 「100試合出場」直後の放出が示す冷徹な新陳代謝

2023年夏に加入してからわずか2年半足らずで107試合に出場。11月のチェルシー戦で「スパーズでの100試合出場」という金字塔を打ち立てたばかりの功労者を、その2ヶ月後に放出するという決断は、現在のフロントとトーマス・フランクと今のスパーズが、いかに「過去の実績」よりも「未来の戦術的アップデート」を優先しているかを著しく物語っている。

3. 歴史的売却額とノッティンガム・フォレストへの還元

今回の移籍金約3500万ポンドは、トッテナムの売却額の歴史においてもベイルやケインらに次ぐ上位にランクインする規模である。特筆すべきは、2023年にスパーズが獲得した際の契約に含まれていた「10%のセルオン条項」により、今回の移籍金のうち350万ポンドがノッティンガム・フォレストへ支払われる点だ。これにより、フォレストはジョンソン一人から累計で5100万ポンド(約92億円)もの利益を得ることになり、これは育成組織出身の選手が生み出した経済的価値として、プレミアリーグの歴史においても特筆すべき成功例の一つに数えられる。

参照元: Johnson departs for Crystal Palace

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