2026年の初戦、西ロンドンでのロンドン・ダービーは0-0の停滞したドローに終わった。トーマス・フランクにとっては古巣へのエモーショナルな帰還となったが、ピッチ上では「退屈(Boring)」というチャントがアウェイサポーターから飛ぶほど、攻撃のインスピレーションを欠いた。
現地メディア各紙(football.londonのアラスデア・ゴールド記者、Evening Standardのサム・タビュトー記者)の採点をまとめる。
ポジション別選手採点
GK & DF:守備陣はクリーンシートを死守
グリエルモ・ヴィカーリオ:7(FL)/ 6(ES) スパーズでの公式戦100試合出場を達成。63分のヤネルトのヘディングシュートをセーブしたのが唯一の見せ場だった。セットプレーの処理も概ね安定していたが、ゴールキックでの遅延行為によりイエローカードを受けた。
ミッキー・ファンデフェン:8(FL)/ 6(ES) FL紙はこの試合の最高点を与えた。自陣ボックス内でのアクロバティックなクリアや、鋭いスライディングタックルで終始トップフォームを維持。ES紙も「やりすぎることなくアグレッシブにカバーリングをこなした」と評価している。
クリスティアン・ロメロ:7(FL)/ 5(ES) 出場停止から復帰。チアゴとの激しいバトルを繰り広げ、前半には判断ミスからピンチを招く場面もあったが、終盤に向けてパフォーマンスを上げ、クリーンシートに貢献。ピッチ上で最多のファウルを記録した。
ペドロ・ポロ:6(FL)/ 7(ES) ES紙は「悪いスカッドの中でのベスト」と評し、前半終盤の決定的なリカバリーを称賛した。攻撃面でのインパクトは乏しかったものの、粘り強い守備を見せた。
ジェド・スペンス:6(FL)/ 6(ES) 守備では集中力を維持したが、攻撃へのリンクアップに苦労した。ボックス内での競り合いで危うい場面もあったが、致命的なミスには至らなかった。
MF:守備的強度はあるが創造性に欠ける
ロドリゴ・ベンタンクール:7(FL)/ 6(ES) 中盤で激しく戦い、守備的な貢献度は両紙ともに認めている。パスミスが散見されたものの、誰よりも多くの守備的タスクを完遂した。
ジョアン・パリーニャ:6(FL)/ 6(ES) 先発に復帰。守備では支配的だったが、ベンタンクールとのコンビでは攻撃への推進力は期待できなかった。
アーチー・グレイ:6(FL)/ 4(ES) ベリヴァルの不在により、トップ下(10番)の役割を担った。前半には決定的なシュートやヘディングを見せ、「本職のアタッカー陣よりも得点の脅威になっていた」とFL紙は評したが、ES紙は「ポゼッションの質が低い」と厳しい4点を与えた。

