【試合評】フランク、古巣での堅守に手応えも「攻撃の鋭さ欠いた」。無失点を土台に描く次なるレイヤー

プレミアリーグ元日、西ロンドンのGテック・コミュニティ・スタジアムで行われたブレントフォードとの一戦を0-0のドローで終え、トーマス・フランクは「強固なチームパフォーマンス」であったと振り返った。

今シーズン、すでにアストン・ヴィラ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、ニューカッスルを撃破してきたブレントフォードを相手に、スパーズは激しい肉弾戦を厭わず、相手のシュートをわずか7本に制限。グリエルモ・ヴィカリオが実質的に脅威にさらされたのは、一度きりであった。

トーマス・フランクの総括:守備の土台と攻撃の誤算

守備の安定については「大きな収穫(Big take away)」であると評価した一方で、フランクは勝利を手にするために必要な「最終的な攻撃の鋭さ(final offensive edge)」を欠いていたと感じている。相手GKケレハーを深刻な危機に追い込む場面も少なく、終盤のリシャルリソンのシュートが阻まれたのが数少ない決定機であった。

「アウェイでの強固なチームパフォーマンスだった。ブレントフォードは他の多くの強豪チームに対しても極めて優れた戦いを見せてきた。それは試合前にも話した通りだ。我々の守備のやり方について言えば、彼らのシュートを試合全体でわずか7本に抑え込んだ。これは大きな収穫であり、価値あるクリーンシートだ」
「明らかに、ボールを保持している際にもっと多くを求めている。自発的なミス(アンフォースド・エラー)があまりに多く、それがチャンス創出の妨げになった。今日は、ゴールを奪うために必要な最終的な攻撃の鋭さを欠いていたね」
「ここへ来て、完全に守備をオープンにしてしまい、カウンターから3失点を喫するチームを多く見てきた。その側面については、我々はうまく対処できたと言える。だが、もう一方の側面(攻撃)は十分ではなかった。良いハーフ・トランジション(攻撃への移行の予兆)が5回から8回はあったと思うが、最終的なタッチやパスが望んでいた場所に届かなかった。そこは著しく期待外れだった」
「強固で、回復力(レジリエンス)のあるパフォーマンスだった。我々にはそれが必要であり、さらにその上にレイヤー(階層)を積み重ねていかなければならない。攻撃のレイヤーを加え、そこでより多くのものを生み出し、作り出す必要がある。それについては疑いの余地はないが、過密日程が続くこの厳しいシーズンにおいて、別の側面としての『土台(ファウンデーション)』を築くことも重要だ」
「勝てないなら、負けないこと。そしてクリーンシートを維持すること。その半分は達成できた。我々にはただ、あの1点が必要だったんだ」
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