スパーズジャパンの考察
1. 「ブレントフォード戦起用」というラストダンスの可能性
移籍合意が報じられる中でフランクが「(試合への)準備はできている」と明言したことは、ジョンソンがプロとして模範的な態度を貫いている証拠だ。もし1月1日の試合に出場すれば、それがスパーズでの最後の試合になる可能性がある。昨季のEL優勝決定弾を放った英雄が、移籍が取り沙汰される中で古巣対決に挑むという構図は、彼へのリスペクトを示す「最後の花道」となるのかもしれない。
2. メディア対応は準備万端
予定された記者会見の直前に、SNSを含むメディアを通じてブレナン・ジョンソンの移籍合意が伝えられ、必然的に会見でもその件に質問が及んだ。無論、クラブ側もこの展開は織り込み済みであり、フランクの回答原稿も準備されていたはずだ。これまで通りの「ノーコメント」を貫く姿勢は予定調和と言えるが、ブレナンがブレントフォード戦に向けて集中しているというリスペクトの言葉は、恐らくフランクのアドリブだろう。事実上、構想外に近い選手に対しても細やかな気配りを忘れないフランクの人間性が、端端に滲み出る場面となった。
3. 父の足跡と5922日ぶりの戴冠を導いた記録
ブレナン・ジョンソンの父デイヴィッド・ジョンソンは、かつてノッティンガム・フォレストやイプスウィッチで活躍したストライカーであり、ジャマイカ代表とイングランド代表の双方から招集を受けた稀有な経歴を持つ。息子ブレナンが2024年5月にビルバオで決めたヨーロッパリーグ決勝のゴールは、トッテナムにとって2008年のリーグカップ制覇以来、実に5922日ぶりのメジャータイトル獲得を決定づける歴史的な一撃となった。
参照元: Thomas Frank speaks out after Tottenham agree £35m Brennan Johnson transfer exit
