目次
スパーズジャパンの考察
1. 守備の哲学に流れる「プジョル」の魂
ファンデフェンがアイドルにカルレス・プジョルを挙げたことは、彼のプレイスタイルを理解する上で極めて重要なヒントになる。ファンデフェンは圧倒的なスピードでクリーンにボールを回収するイメージが強いが、その根底にはプジョルのような闘争心とリーダーシップへの憧憬がある。ロメロがラインをコントロールし、ファンデフェンがその背後を完璧にカバーするという役割分担は、かつてのバルセロナのプジョルとピケの関係性を彷彿とさせ、現代的なスピードという要素を加えてアップデートされたものと言える。
2. 代表への情熱と「スパーズでの勝利」の重み
究極の選択で「オランダ代表でのワールドカップ優勝」を即答した点は興味深い。これはスパーズへの忠誠心の欠如を意味するものではなく、幼少期からフットボールエリートとして育った彼にとってのナショナルチームの重みを示している。一方で、ケインを「最強の敵」と認め、そのレベルに到達しようとするハングリー精神は、スパーズがタイトルを目指す上で不可欠な原動力となるだろう。
3. プレミアリーグにおける最速記録の系譜
2024年1月に記録されたミッキー・ファンデフェンの時速37.38kmという数値は、プレミアリーグのデータ計測開始以来の歴代最高記録である。今回のインタビューで理想のパートナーシップとして「グアルディオラとデ・ブライネ」の名を挙げたことは、彼が高い戦術的知性と攻撃の起点としてのクオリティを重視していることの表れといえる。
参照元:Micky van de Ven Quickfire Questions with Gary Neville | The Overlap

