トッテナムからハンブルガーSVにローン移籍中のクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチが、ドイツの地で強烈なインパクトを残している。18歳にしてセンターバックながら2ゴールを記録するなど、そのポテンシャルは底知れない。
冬の復帰は否定、シーズン終了までドイツに滞在
ルカの父、ダニエル・ヴシュコヴィッチはクロアチア紙『Sportske Novosti』のインタビューに応じ、トッテナムがこの冬にルカを呼び戻すことはないと明言した。
「6月までは間違いなくHSVに留まる。その後、トッテナムと話し合って何が最善かを決めることになるだろう。彼がドイツでどのように生活し、トレーニングに励んでいるかには非常に満足しているよ」
さらにダニエルは、急激なステップアップを警戒する親心を覗かせている。
「段階を飛ばして、世界最強のリーグであるイングランド・プレミアリーグにすぐに行くことは望んでいない。まだ成長の余地は十分にある。私としては、彼がドイツにもう少し留まっても悪くないと思っているよ」
兄マリオとの共演という夢
現在、HSVにはルカの兄であるマリオ・ヴシュコヴィッチも所属しているが、マリオはドーピング違反による出場停止処分(2026年11月まで)を受けている。ルカにとって、HSVへの愛着には家族の絆も深く関わっている。
「ルカについては多くのことが書かれているが、何よりも彼はマリオと一緒にプレーするためにHSVに留まりたいと願っているんだ。もちろん、それは彼が決めることではない。彼はトッテナムと契約しており、すべてはクラブとの合意の上で進められる。今のところトッテナムはルカの意見を尊重してくれており、非常に公平な対応をしてくれている」
欧州の強豪が注視する「才能の塊」
2023年9月にディナモ・ザグレブから約1200万ポンドで獲得されたヴシュコヴィッチに対しては、すでにボルシア・ドルトムントやRBライプツィヒといったドイツ国内の強豪クラブが関心を示している。しかし、トッテナムがこの至宝を手放す可能性は極めて低い。
「多くの電話がかかってくるが、私は気にしていない。すべては時が来れば決まることだ。ルカの現在の目標はHSVで結果を出し、クロアチア代表としてワールドカップに行くことなんだ」

