元トッテナム・ホットスパーのエグゼクティブ・チェアマンであるダニエル・レヴィが、国王の新年の叙勲リストにおいて「CBE(大英帝国勲章司令官)」を授与される。
25年間の献身とチャリティ活動への評価
今年9月にトッテナムのエグゼクティブ・チェアマンを退任したダニエル・レヴィは、チャリティ活動およびトッテナム・コミュニティへの貢献が認められ、今回の叙勲が決まった。レヴィは、プレミアリーグで最も長くその職を務めたエグゼクティブの一人であり、トッテナムでの在任期間はほぼ四半世紀(約25年)に及んだ。
彼の在任中、クラブはリーグカップとヨーロッパリーグを制した。また、2018/19シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝に進出した。今回の叙勲は、単なるフットボール界での実績に留まらず、ポッターズ・バーやハートフォードシャー、およびトッテナムの地域社会における彼の慈善活動が著しく評価されたものだ。
特にポッターズ・バーやハートフォードシャーは彼の居住地でもあり、そこでは「ユダヤ人ボランティア・ネットワーク(JVN)」のライフ・パトロン(終身後援者)を務めるなど、地域に根ざしたボランティア活動への支援を長年継続してきた。ボランティアの功績を称えるイベントを自ら主催するなどの草の根の活動が、今回の受章において多大なる評価の対象となっている。
スポーツ界の英雄たちと共に並ぶ栄誉:黄金時代を築くライオネス
レヴィの他にも、多くのフットボール界の英雄たちが叙勲リストに名を連ねている。特に、イングランド女子代表(ライオネス)の目覚ましい躍進が著しく反映された形となった。
ヘッドコーチのサリナ・ヴィーフマンには、名誉夫人(Honorary Damehood)の称号が授与される。ヴィーフマンはライオネスを率い、2022年、および2025年の欧州選手権で二連覇という偉業を達成した。また、2023年のワールドカップでも決勝進出を果たしており、イングランド女子フットボールの地位を世界最高峰へと押し上げた功績は計り知れない。
キャプテンのリア・ウィリアムソンは、レヴィと同じくCBEを受章する。彼女は負傷による離脱を乗り越え、不屈のリーダーシップでチームをEURO連覇へと導いた。
さらに、アレックス・グリーンウッド、ジョージア・スタンウェイ、エラ・トゥーン、キーラ・ウォルシュの4名にはMBE(大英帝国勲章員)が授与される。彼女たちは2023年ワールドカップでの準優勝、および2025年のユーロ制覇において中心的な役割を果たした。特にエラ・トゥーンは、主要大会の決勝で勝負強さを発揮し続けるなど、国民的な英雄となっている。
ライオネスにとって2025年は、欧州選手権二連覇という歴史的な一年となった。国王チャールズによって承認された今回の叙勲リストには、合計46名のスポーツ界の人物が含まれている。

